本作は、日本とシンガポールが抱える監視社会の問題や未来の生活の在り方、デジタルアーカイブ、SNSセレブなどをテーマに、範宙遊泳の
国内公演の開幕に際し、山本は「シンガポールでの上演を経て、劇場のサイズは小さくなったけれども作品の中身は分厚くなったような気がします」とコメント。共同演出のAlvin Tanは、「『SANCTUARY-聖域-』は我々に、支配/統制/規制などが、コントロールできない可能性を持つ未来を垣間見させる」と語り、「この作品で描いている我々を苛む問題を、観客の皆さんと共有するできることを、大変嬉しく思っています」と期待を述べている。公演は12月2日まで。
山本卓卓コメント
シンガポールでの上演を経て、劇場のサイズは小さくなったけれども作品の中身は分厚くなったような気がします。場所を経て、時を経て、旅を経て、演劇は育っていく。育つどころか、場所や時や旅こそが演劇なのだと、今はそんなことを考えています。
範宙遊泳×THE NECESSARY STAGE「SANCTUARY -聖域-」日本公演
2017年11月30日(木)~12月2日(土)
神奈川県 WAKABACHO WHARF WHARF
作:
演出:山本卓卓 / Alvin Tan
音楽:Bani Haykal
映像:たかくらかずき
出演:Audrey Luo、Ellison Tan Yuyang、
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