sons wo:最後の公演「流刑地エウロパ」、カゲヤマ気象台「ただ、終わる」

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カゲヤマ気象台率いるsons wo:「流刑地エウロパ」が、2018年2月2日から4日まで東京・BUoY 北千住アートセンターにて上演される。

sons wo:「シティIII」より。(撮影:和久井幸一)

sons wo:「シティIII」より。(撮影:和久井幸一)

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sons wo:「流刑地エウロパ」チラシ

sons wo:「流刑地エウロパ」チラシ[拡大]

2018年に創立10周年を迎えるsons wo:。“最後の公演”と銘打たれた本作では、大きな宇宙と歴史を背景にした、日常の物語が展開する。出演者には佐藤駿、田上碧、畠山峻、日和下駄山村麻由美、米川俊亮が名を連ね、前作「シティIII」で美術を手がけた涌井智仁が映像を担当する。

作・演出のカゲヤマ気象台は「sons wo: を終わらせるために」と題した文章を公式サイトに掲載。その中で「解散とか消滅とか、他の言葉も考えたのですが、ある時期が終わるみたいに、ただ、『終わる』、そんな風に思います」と述べている。

カゲヤマ気象台コメント

カゲヤマ気象台

カゲヤマ気象台[拡大]

つまり秋の風のない日に近所を歩いていたら偶然出会った友人と予定もなくあっ新宿でも行こうかとなってその二時間後、我々は多少アルコールも入っていて伊勢丹の屋上で日が沈んでいるときに、これは神話なのかもしれない、神話であってもいい、そうして人類は誕生した……というようなこと、そういうスケールで考えるのが、最近はいいと思っている。いつのまにか友人の友人も合流していて、ふらふら歩く先で未来について考え、知らない場所に来ている、西武線の降りたことのない駅のような、ニューエイジばかり流しているインドカレー屋のような、そういう、ものをちゃんと考えられる場所のような作品として、「流刑地エウロパ」を考えているのだが、伝わるだろうか。

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sons wo:「流刑地エウロパ」

2018年2月2日(金)~4日(日)
東京都 BUoY北千住アートセンター

作・演出:カゲヤマ気象台
出演:佐藤駿、田上碧、畠山峻、日和下駄山村麻由美、米川俊亮

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