「二階の女」が11月29日から12月6日に東京・サンモールスタジオで上演される。
作家の獅子文六が手がけた小説「二階の女」は、昭和13年から16年の開戦の朝までを背景に、千駄ヶ谷の借間を舞台にした物語。貴族院議員の星川侯爵はある日、史学研究中の山崎に藩史の編纂を依頼する。このやり取りを不満げに思う藩史刊行会会長の神代海軍大佐、見合いを経て山崎と結婚するつね子らの関わりにスポットを当てつつ物語が展開されていく。今回の舞台版では飯沢匡による脚本をもとに、山上優が「二階の女」の世界を演出する。
出演には劇団5454の小黒雄太、文学座の前東美菜子、テアトルエコーの亀井良太らが名を連ねている。
「二階の女」
2017年11月29日(水)~12月6日(水)
東京都 サンモールスタジオ
作:獅子文六
脚本:飯沢匡
演出:山上優
出演:小黒雄太、前東美菜子、亀井良太、萩原万里子、関根七瀬、宮本亜美、渡辺健二、
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