イベントでは劇団員たちが“店長”として来場者と交流したほか、「滅びの国」出演者の
トークイベントではまず、山田が「台本を読んでどんな感想を持ちましたか?」と2人に質問。三津谷は「1回目と2回目で読む感覚が変わる」と言い、「1回目は主人公・透子に感情移入したけど、2回目は俯瞰で見て、それぞれの人物が点と点でつながる感じがありました」と感想を述べる。冨森は「自分が過去にルームシェアをしていたので自分の当時を思い出し、稽古が楽しみになりました。そして自分が演じる役はすごく口が悪いのでそこは自分とは違うなあ、と思いました」と話すと、十代の頃から冨森を知る三津谷は「ジャス(冨森)の第一印象は口が悪そう、だったよ。でも実際のジャスは包み込んでくれるような優しさがあるよね(笑)」と語り、2人の仲のよさを見せつけた。
劇団では3年ぶりの新作について、山田は「今回、団地の話が書きたかったんですよ。団地に住む子供にあこがれてた」と話し、「団地にポツンと住む淋しい女と、シェアハウスで人がいっぱいいるのに孤独な男の子っていう2人を描きたかったんです」と構想を述べる。続けて三津谷、冨森に「自分の役をお客さんに説明するとどんな感じなのかな?」と話を振ると、三津谷は「僕が演じる祥示君は、たぶん抱きしめられてこなかった人だと思うんです。愛情に飢えている人。優しいから自分が言わずに我慢すればいいという感じになる人なのかなって思います」と分析。冨森は「自分の役はルームシェアハウスの住人。ルームシェアって難しい。距離が近すぎるからこそ表面的というか軽薄に接してたりするのかな、って思います」と、自身の経験を踏まえて語った。
トークの後半では、本作のテーマである恋愛の話へ。山田が「2人はどんな人が好きなの?」とストレートな質問をぶつけると、「アタマがいい人が好き。僕、普段言い間違いとかが多いからちゃんと突っ込んでくれる人」と三津谷。冨森は「一緒に居て楽な人が好き」と返答し、山田が「じゃあみっちゃん(三津谷)と付き合っちゃえば?」とツッコみ、会場からは笑いが起きた。
最後に、三津谷が「2018年最初のお仕事、自分自身が出演する意味を見つけて化学反応を起こしていきたいです!」、冨森が「□字ックにとって本多劇場初進出公演、そして自分があこがれてきた本多劇場公演、大きな意味をもつ公演になると思うのでしっかりがんばっていきたいと思います」と意気込みを述べ、イベントは終了した。
□字ックの新作「滅びの国」は、2018年1月17日から21日まで東京・本多劇場にて。なおチケットの一般発売日である11月25日には、劇団員の
□字ック「滅びの国」
2018年1月17日(水)~21日(日)
東京都 本多劇場
脚本・演出:
出演:
「第12回本公演『滅びの国』チケット発売イベント(一般発売編)」
2017年11月25日(土)11:00~20:00 / トーク:16:00~17:30
出演:山田佳奈、吉本菜穂子、オクイシュージ、黒沢あすか
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