「ロッキー・ホラー・ショー」が、本日11月7日に東京・Zeppブルーシアター六本木にて開幕。開演に先駆けて、キャストへの囲み取材とフォトコールが行われた。
ブラッド役を演じる小池は「ものすごく濃厚な内容なので、皆さん汗だくで騒いでいただけたら」と呼びかける。ジャネット役を演じるソニンは「お客さんと一体型の作品なので、ライブでどういうふうに変化するのかドキドキしながら楽しみたいです」と挨拶した。
怪しげな執事・リフラフに扮しているため、記者から「ISSAさんで……間違いないですよね?」と確認されたISSAは「はい、落ち武者ではないです……見た目の通り好青年役を演じます」と笑いを誘いつつ「本当にハチャメチャなミュージカルで、やるからには気持ち悪くなろうと役に徹しております」と心中を述べた。
エディ役とスコット博士役を演じる武田は「かっこいい面子と大晦日まで走り抜けられることを幸せに思います」と感慨深げにコメント。ナレーター役を務めるROLLYは「『ロッキー・ホラー・ショー』に参加させていただいて約22年になりますが、今回は今までで1番“グラムロック度”が高くて、(生演奏の)ロックバンドが大活躍します。スピード感があって、とにかく楽しめる舞台でございます」と解説した。
河原は「バカバカしいこととか、カッコいいこととか、ものすごく練習しました。ミュージカルと言うより“出し物”だと思っています。この出し物はお客さんの熱量が加わって初めて完成するので、やっと見せられる喜びでいっぱいです」と心境を語った。
続けて河原が「古田さんは本番で絶対にやっちゃいけないことを稽古中にいっぱいやるんですが、それが(本番で)観られないのが残念です」と明かすと、古田は「やれって言われてないもん!」と切り返す。古田は「もともとミュージカルをやろうと思ってこの世界に入ったんですが、『ロッキー・ホラー・ショー』みたいな作品をやりたいと思っていたんです。本当の『ロッキー・ホラー・ショー』をやっちゃうと本末転倒ですが、前回やってみて、やっぱり間違いないなと思いました」と5年前を振り返った。
本作の見どころについて聞かれた古田は「見どころは……ソニンのおっぱいかな……」と発言。これに対してソニンは「そんなにプレッシャーかけられると……。(おっぱいを)存分に生かしてもらえる衣装なので、惜しみなく出していきたいと思います!」と意気込んだ。さらに古田は自身の衣装について「カツラは暑いし脚は寒いし、着心地は悪いです」と告白し、会場を笑いで包んだ。
最後に古田は「劇場にもグッズが売っていますが、ペンライトや新聞紙を持ってきていただいたり、コスプレも大歓迎です。ハロウィンの衣装をまだしまってなかったら着てきてください。一緒に歌って踊りましょう!」と締めくくった。
フォトコールは第1幕の途中、小池演じるブラッドとソニン演じるジャネットが怪しげな古い城を訪れるシーンでスタート。2人の前にISSA演じる執事・リフラフや
フランクは自身が科学者であることを告げると、めったに訪れない客人に人造人間誕生の瞬間に立ち会うよう持ちかける。実験が成功すると、
劇中ではキャストたちが「タイムワープ」「スイート トランスヴェスタイト」「ダモクレスの剣」といったナンバーを歌い上げる。また
公演は11月12日まで東京・Zeppブルーシアター六本木、11月16日から12月3日まで東京・サンシャイン劇場で上演されたのち、福岡、宮城、長野、大阪を巡演。なお本作は、11月をもって閉館するZeppブルーシアター六本木における最後の上演作品となる。
PARCO Presents「ロッキー・ホラー・ショー」
2017年11月7日(火)~12日(日)
東京都 Zeppブルーシアター六本木
2017年11月16日(木)~12月3日(日)
東京都 サンシャイン劇場
2017年12月9日(土)・10日(日)
福岡県 北九州芸術劇場 大ホール
2017年12月16日(土)・17日(日)
宮城県 仙台サンプラザホール
2017年12月23日(土・祝)・24日(日)
長野県 まつもと市民芸術館 主ホール
2017年12月29日(金)~31日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
脚本・作詞・作曲:
演出:
翻訳:高橋ヨシキ
訳詞・音楽監督:
振付:
出演:
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