タクフェス東京で開幕！宅間孝行は“人狼好き”、戸田恵子ポテサラを差し入れ

タクフェス第5弾「ひみつ」の東京公演が、本日10月31日に東京・サンシャイン劇場にて開幕。これに先がけて公開ゲネプロと囲み取材が行われた。

タクフェスは宅間孝行によるエンタテイメントプロジェクト。宅間が約4年ぶりに新作を書き下ろした今回は、かつて“虹色渚ゴロー”という漫才師だった姉・渚と弟・五郎、そして彼らのマネージャーだった末弟・八郎、渚の娘・夢を中心に、さまざまな人間模様が展開する。10月19日の鹿児島公演を皮切りにツアー公演がスタートし、石川、富山、新潟を巡演してきた。

囲み取材には宅間、戸田恵子、EXILEの松本利夫、福田沙紀が登壇。主人公の渚を演じる戸田は「いい雰囲気で東京公演ができるんじゃないかと思います」と笑顔を見せる。その弟・五郎を演じる宅間は「（座組のメンバーと）一緒にいる時間が長いので、今までにないチームワークで臨めます」と語った。

渚の娘・夢役の福田が「稽古ではお芝居でぶつかり合って、休み時間には宅間さんが人狼にハマっていたので、ずっと人狼をしていました」とエピソードを明かすと、宅間はすかさず「あくまで芝居のためにやってたんですよ！」とフォローを入れ、会場を笑いに包んだ。

そして八郎役の松本が「稽古が終わってから稽古場で飲み会をするのが新鮮でした」と振り返ると、宅間は「お昼ご飯は炊き出しをして、みんなで同じ釜の飯を食べました。戸田さんからも大量のポテサラ（ポテトサラダ）とか、けっこう差し入れをいただいて」と座組の雰囲気のよさをアピール。この話を受けた戸田は「たまによ！ 今回は若い人が多かったからね……他所でも（差し入れを）期待されると困りますから……」と会場の笑いを誘った。

東京公演初日に向けて宅間は「新作はいつも初日までお客さんの前に持っていくのが本当に不安なんですが、ありがたいことに4公演とも喜んでいただいているので、自信を持って東京公演に臨めます。なんなら観た方の感想を検索してください！ そこに書いてあることがすべてです」と観客に呼びかけた。

戸田は「役どころもあり、毎日精神的に追い詰められて、終演後は独特な感じなんです。12月まで気持ちを切らさないよう取り組んでいければ」と抱負を語る。福田は「最初に脚本を読んだとき、忘れられない衝撃を受けまして、新しい試練だと思って挑戦しています。自分のいろいろな秘密を知っていく役どころなので、毎回新鮮に受け止めて舞台上で生きたいと思います」と意気込みを述べた。

最後に松本は「ストーリーをしっかり伝えつつ、“タクフェス”という名前の通り、フェスを楽しんでいただけるように、最後まで全力で突き進みたいと思います」と会見を締めくくった。東京公演は11月12日まで行われ、栃木、山口、愛知、北海道、大阪を巡る。

なお2018年2月には宅間が出演する「タクフェス冬のバンド祭り コントもあるよ!!～武道館への道vol.1～」が、愛知、東京、大阪のライブハウスにて開催。音楽分野に特化したプラットフォーム・WIZYにて、オリジナルグッズ付きのチケットを販売中だ。詳細は公式サイトで確認を。