本作は、カムカムミニキーナの
ゲネプロ前に行われた囲み取材には、伊藤理々杏、岩本蓮加、梅澤美波、大園桃子、久保史緒里、阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃、向井葉月、山下美月、吉田綾乃クリスティー、与田祐希が登壇。それぞれ自身の役どころについてコメントした。浮洲役の伊藤は「みんなの前に立って引っ張るような役で、私も小学生のときは生徒会長をやっていました。今回全力でがんばって、将来は乃木坂46を引っ張っていけるような存在になりたいです」と力強く述べた。
沙霧役の山下は「私たち1人ひとりの性格に合った役を松村さんが当ててくださいました。私は覗き魔の役で、目力が強いので、ようやくそれを生かせるなと思います」と声を弾ませた。汐寝役の久保は「常に日記を書いている役で、私自身ものを書くのが好きなので、うれしいです。感情を表に出さない役ですが、唯一感情を爆発させるシーンがあるので、そこを観ていただきたいです」語った。
那由他役の大園は「虫が大好きな役になったんですが、個人的にも虫は嫌いじゃないです……役をがんばります。お願いします」と笑顔を見せる。久遠役の与田は「リーダーシップと行動力がある役で、本来の自分とは結び付かないですが、舞台上ではみんなを引っ張る気持ちでがんばります」と意気込んだ。朱雀役の梅澤は「ほかの姫より1つ上からものを見ていたり、大人な人物なので、ズバッとものを言いますが、心優しくて女性らしい部分もあって、いろいろな面が見れる役だと思います」と述べた。
続いて雅役の吉田は「生まれつき病を持っている役で、誰かの手を借りたり、弱い部分もありますが、気持ちが強いタイプの子です。私も自分の意見を曲げるタイプではないので、演じやすいです」とコメント。多岐都役の向井は「姫だけど男勝りで、衣装も1人だけズボンだったり、とにかく男らしい役です。自分のものにして演じたいと思います」と語る。握砂役の阪口は「絵をすごい上手く描くシーンが多くて、そこは(自分自身と)真逆なんですが、一生懸命に演じたいです」と目を輝かせた。
讃良役の岩本は「笑い上戸な役です。私自身も笑いのツボが浅くて、役と合っています。でも最終的には変化するシーンがあります」と明かした。蒼馬役の中村は「ほかの姫に比べて弱いイメージなんですが、超能力が使えて。その能力が物語の中でどう出るかに注目して欲しいです」と呼びかけた。そして柊役の佐藤は「人のものをくすねたりする役ですが、私も昔からいたずら好きなので合ってますし、普段は『棒読み』ってよく言われるんですが、舞台では棒読みじゃないんだよってところを見せたいです」と述べた。
本作の衣装について梅澤は「着物は普通の衣装と重さが違いますし、裾も長いので、稽古から丈の長いスカートを履いて特訓しました」と話す。山下は「3期生の12人だけでやらせていただくのは舞台『3人のプリンシパル』と単独ライブに続いて3回目で、本当にありがたいことです。少しでもグループに貢献できるような作品にしたいです」と抱負を語った。
最後に梅澤は「ちょうど半年前に12人で『3人のプリンシパル』をやらせていただきましたが、オーディション形式の作品だったので、舞台に立てる子、立てない子がいました。先輩方と回らせていただいた全国ツアーや3期生だけの単独ライブもあり、半年前とは経験させていただいてきた量も違うので、成長した3期生をお見せできたらと思います」と締めくくった。
ゲネプロでは、1つ屋根の下で、ふすまを隔てて暮らす姫たちの姿が描かれる。各地の豪族の人質として幽閉されている姫たち。“おとど”と呼ばれる女主人に懐く姫たちだったが、彼女こそが人質として姫たちを閉じ込めている張本人だった。しかし、おとどを母親のように慕う姫たちは病に倒れた彼女を反乱から守るために親衛隊・赤兎を結成し、暗躍し始めるが……。
3期生は“12人12色”の個性的な性格の姫をそれぞれ演じ、シーンの合間には全員でテーマ曲である「見殺し姫」などの楽曲をパフォーマンスした。上演時間は途中休憩なしの約2時間。公演は10月15日まで。
乃木坂46 3期生公演「見殺し姫」
2017年10月6日(金)~15日(日)
東京都 AiiA 2.5 Theater Tokyo
脚本・演出:
出演:
アンサンブル:谷松香苗、山田琴美、佐藤那津
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