穂の国とよはし芸術劇場 PLATの芸術文化アドバイザーが変更に

愛知・穂の国とよはし芸術劇場 PLATの芸術文化アドバイザーの変更が発表された。

これまで同劇場の初代芸術文化アドバイザーを務めていた平田満が、2018年3月31日に退任。4月1日からKAKUTAの桑原裕子が就任する予定だ。なお平田は今後、アソシエイトとして協力する予定。

平田は退任にあたり、「PLATも芸術文化アドバイザーも草創期の次の段階として、より広範な、より進化した活動が求められています。より多くの層の人たちによる多様な活動が行われ、さまざまな才能、人材による創造が常に生まれる劇場になっていくべきでしょう。そのためにも、まずは新たなアドバイザーを招き、新鮮な感性や考えで動いていただこうと思いました。組織も芸術も新陳代謝が必要です。それが多様な価値観を生み出し、継続する力になります」とコメント。

また桑原は「東京でKAKUTAという劇団を20年続けてきました。その中で、劇団を育てながら自らも演劇に育てられ、成長してきた気がします。芸術文化アドバイザーというお役目をいただき、光栄であるとともにまだとても緊張していますが、豊橋の方々と時間を変えて育みあい、文化的で豊かな時間を過ごしていきたいと思います」と意気込みを述べている。