“ハードボイルドスペース喜劇”と銘打たれた「トワイスアップ」は、6月に同劇場で上演された第1弾「~スペースオペラは今はいらない~」に続き、構成・演出を
前半の舞台「トワイスアップ」は、バーで1人酔いつぶれる便利屋のベック(大山真志)のもとに、警察官のグレイグ(赤塚篤紀)がある失踪事件の調査依頼に現れるシーンからスタート。一方、バーの女主人であり天才ハッカーのジプシー(高田あゆみ)のもとには1人の少年が現れ、物語はそれぞれの因縁の過去に導かれるように動き出していく。
その後行われた大山の「Special Live」では、前回の夏らしいパワフルな楽曲とは一転して、秋らしい落ち着いたナンバーが続々と登場。大山がNHK連続テレビ小説「ひよっこ」で歌った「ゴンドラの唄」がバンド演奏で披露される一幕も。
開幕前に取材に応じた大山は、「今回のテーマは“愛”。色んな愛の形が出てきます」と明かし、「登場人物の過去が描かれるので、作品の奥行を感じていただけるはず」とコメント。また、「壮大なスケールの作品ではありますが、根本的には人間同士の関わりを描いた会話劇なので、基本的なことを大事に作りました」と作品に向き合う姿勢を語った。
「ゴンドラの唄」については、「ドラマではアカペラで役として歌っていたのですが、今回はバンドでのライブなので自分らしくリラックスして歌えると思います(笑)」と笑顔で語る。最後に大山は「お酒も飲める劇場なので、お酒を飲みながら劇を見て、すこしセンチメンタルな想いに浸っていただければ」と観客に呼びかけた。
公演は10月1日まで。会場ではシリーズ1作目の「トワイスアップ ~スペースオペラは今はいらない~」「大山真志 Special Live」を収めた、DVDが販売されている。なおシリーズ最終公演は12月8日からの上演を予定している。
Space Craft ASAKUSA Regional Theater「『トワイスアップ ~沈んだ碧は息ができないそんな場所~』&『大山真志 Special Live』」
2017年9月28日(木)~10月1日(日)
東京都 浅草六区ゆめまち劇場
構成・演出:
脚本:山本タク
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