「超!脱獄歌劇『ナンバカ』」が、本日9月14日に東京・Zeppブルーシアター六本木にて開幕。これに先がけて囲み取材と公開ゲネプロが行われた。
劇中では刑務所最大のイベントである新年大会と、その裏で巻き起こる看守長の誘拐事件が展開。13舎13房の4人の囚人たちの姿が、コメディタッチで描かれる。
囲み取材にはジューゴ役の赤澤、ウノ役の北園、ロック役の汐崎、ニコ役の安川、双六一役の郷本、そして脚本・演出を担当する
北園は「共演者たちと触れ合ううち、舞台上以外でも『ナンバカ』っぽい雰囲気になったりして、それがまた楽しくて。キャスト全員で真面目にバカやってますので、お客さんのリアクションが楽しみです」と期待を述べる。汐崎は「衣装を着て通し稽古をしたあとは、ふと『ジューゴ!』とか、役名で呼びかけてしまうんです。それくらい原作そのままの空気ができあがってまして、劇場に入って、みんなのボルテージがより上がっております」と笑顔を見せた。
安川は「原作マンガでは描かれていない舞台ならではの部分もありますので、そこも楽しんでいただきたいです。最後まで本気でバカをやっていきます」と力強くコメント。郷本は「2時間弱が、あっという間の作品になっているはずです。私はコンタクトレンズが苦手で、メイクさんに入れてもらっているので、千秋楽までになんとか自分で入れられるようにしたいです」と苦笑いを浮かべた。
川尻は作品について「脚本の分量が普段書いている1.5倍ぐらいの長さになったのですが、稽古してみたらいつもより短くなっていました。つまり普段の1.5倍速い疾走感があるんです。歌、踊り、殺陣、映像など、いろんな要素があって、何でも入った“カラフルな幕の内弁当”みたいな作品です」と語った。
記者から、本番前にテンションを上げるためにやっていることを聞かれた赤澤は「『テンション、テンション!』って自分に言い聞かせてます」と回答。すると郷本は「“ハイテンションコメディ”みたいな作品に限って、裏では役者が案外静かなんです。本番で(テンションを)上げるために温存してるんでしょうね」と明かした。川尻は「前半に歌うシーンがありすぎて、みんなヘロヘロになるところが見どころです」と笑いを誘いつつ「お客様にも盛り上がっていただけるナンバーが多いのでお楽しみに」と呼びかけた。最後に赤澤は「個性的な歌やダンスがあるので、“囚人の友”として間近で体感してほしいです」と締めくくった。
公演は9月24日まで。なお本作のDVDが、12月20日にリリースされることも決定。稽古風景や初日と千秋楽に密着したドキュメントの映像特典も収録される。
※高木俊の「高」ははしご高が正式表記。
「超!脱獄歌劇『ナンバカ』」
2017年9月14日(木)~24日(日)
東京都 Zeppブルーシアター六本木
原作:
脚本・演出:
キャスト
ジューゴ:
ウノ:
ロック:
ニコ:
三葉キジ:Kimeru
四桜犬士郎:
悟空猿門:
一声三鶴:
九十九:
ムサシ:宮元英光
リャン:
五代大和:
七夕星太郎:奥山敬人
双六仁志:
双六一:
百式百子:
ウパ:
能登屋ヒヒ丸、大輝、鶴田彩人、木村充希
「ナンゲキキャストとナンバカ声優の面会室」
2017年9月20日(水)19:00開演回(終演後)
出演:
2017年9月21日(木)19:00開演回(終演後)
出演:
※初出時、人名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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