本作は、“昭和の名人”と呼ばれた落語家・三遊亭円生、古今亭志ん生の人生を、虚実交えながら描いた
開幕に先がけて行われた囲み取材には鵜山、大森、ラサールのほか、出演者の
学生時代から井上作品に憧れていたというラサールは「これほど初日が怖いのは初めて。ちょっとでも見守ってほしいと思って、鎌倉に(井上の)お墓参りに行った。明日は志ん生師匠のお墓参りに行こうかな」とコメント。ラサールと同じく、こまつ座作品に初出演となる大空と池谷は「心と言葉を大切にして、毎日を愛おしみながらがんばります」「あの時代を生きた女性たちをリスペクトして演じたい」と意欲を見せる。続く前田は「笑いの力を信じて、精一杯努めたい」と思いを明かし、太田は「1カ月、力いっぱい(作品を)作ってきたので、本番では力みすぎずに演じられたら」と抱負を語った。
東京公演は9月24日まで。その後、9月30日・10月1日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター、10月8日に宮城・日立システムズホール仙台シアターホール(青年文化センター)で上演される。また東京公演ではアフタートークも開催。9月11日13:30開演回には比較憲法学者の樋口陽一、14日13:30開演回には大空、前田、太田緑、池谷、17日13:30開演回にはラサールと大森、21日13:30開演回には「昭和元禄落語心中」で知られるマンガ家・
※山崎松尾の「崎」は立ち崎が正式表記。
こまつ座 第119回公演「円生と志ん生」
2017年9月8日(金)~24日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
2017年9月30日(土)・10月1日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター
2017年10月8日(日)
宮城県 日立システムズホール仙台シアターホール(青年文化センター)
作:
演出:
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