小池博史ブリッジプロジェクトが「注文の多い料理店」を“新・ダンス音楽劇”に

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小池博史ブリッジプロジェクト「新・ダンス音楽劇 注文の多い料理店 2017」が10月から12月にかけて、東京、千葉、福井、大阪にて上演される。

小池博史ブリッジプロジェクト 小池博史 meets 宮沢賢治「新・ダンス音楽劇 注文の多い料理店 2017」チラシ表

小池博史ブリッジプロジェクト 小池博史 meets 宮沢賢治「新・ダンス音楽劇 注文の多い料理店 2017」チラシ表

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本作は、小池博史率いる小池博史ブリッジプロジェクトが進める宮沢賢治シリーズの第1弾として、2012年に初演された作品。今回は同作に音楽を中心とした新演出を加え、“新・ダンス音楽劇”として立ち上げる。

上演に向けて小池は、「私の創作は空間と時間と身体を等価に用いることで生じるダイナミズムから、生命体としての舞台芸術作品を生み出そうとしてきました。今回は、最初にこの形で創作したかったという作品の形を提示したいのです」と思いを語っている。

小池博史コメント

「注文の多い料理店」を音楽劇として
私の創作は空間と時間と身体を等価に用いることで生じるダイナミズムから、生命体としての舞台芸術作品を生み出そうとしてきました。
今回は、最初にこの形で創作したかったという作品の形を提示したいのです。それはより一層、音楽に重点を置いて、パーカッション楽器を数多く用い、多様なドライブ感を生み出すということ。ジャンベひとつとっても三人集まると一気に高いエネルギーを発するようになります。もちろんピアニスト、尺八奏者としての中川俊郎さん、中村明一さんには参加頂きますから、もとより高い音楽性を持ってはいますが、そのベースの上でさらにパーカッショニストが二人増えれば、身震いするほどの素晴らしい形が出来上がるでしょう。
かつ、パフォーマーとしては舞踊、演技、音楽に長けた三人が入りますから、音楽側と演じ踊る側との相乗効果はより一層大きく強くなり、観客に大変大きな楽しみをもたらすだろうこと、想像に難くありません。
ダイナミズムは相乗効果によって生まれますから。

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小池博史ブリッジプロジェクト 小池博史 meets 宮沢賢治「新・ダンス音楽劇 注文の多い料理店 2017」

2017年10月21日(土)・22日(日)
東京都 パルテノン多摩

2017年10月28日(土)
千葉県 柏市民文化会館

2017年11月15日(水)
福井県 福井県立音楽堂 ハーモニーホールふくい

2017年12月3日(日)
大阪府 豊中市立ローズ文化ホール

作・演出・振付:小池博史
音楽:中川俊郎、藤井健介
出演:小谷野哲郎、大塚陽、荒木亜矢子
演奏:中川俊郎(ピアノ)、中村明一(尺八)、下町兄弟(パーカッション)、木村弓(ボイス)

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読者の反応

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パルテノン多摩 @par_tama

『注文の多い料理店』について、ステージナタリーさんに掲載していただきました!
公演は10月21日13:00/19:00・22日13:00です。

小池博史ブリッジプロジェクトが「注文の多い料理店」を“新・ダンス音楽劇”に https://t.co/tFTnIwZi1i

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