2018年1月に上演される、
団地に住む主婦が女性用風俗を利用したことをきっかけに、シェアハウスに住む青年に堕ちていく姿を描いた本作。主婦・透子役を
上演にあたって脚本・演出の
山田佳奈コメント
素敵な出演者に恵まれ、間違いなくいちばん驚いているのはわたしだと思います。舞台作品は、脚本の力以上にも演出の力以上にも、出演者の力が必要なので心強いです。とくに今作は、わたし自身、今まで描いてこなかった恋愛についてを描きます。年齢を重ねてきて、人を愛するということは怠惰と安堵ではないかと思ったことがありました。劇的な愛みたいなものを夢見ても、現実的にはぬるい体温を重ねる時間や言葉に、「この人しかいないし、まあいいか」とひとりの寂しさを紛らわせていたりして。愛をはぐくむ相手が、自分が求めている相手ではなかったとしても、偽りでも、見下していても、互いに愛しているふりができるのであればそれでいいんじゃないかと。大人になればなるほど、そのずる賢さやいやらしさで身を守っている気もします。その大人の刹那みたいなものを、自分が敬愛している俳優さんとともに現場で創作できる機会が今から楽しみです。自身の集大成ともいえる作品にしたいです。
□字ック「滅びの国」
2018年1月17日(水)~21日(日)
東京都 本多劇場
脚本・演出:
出演:
関連記事
□字ックのほかの記事
リンク
- □字ック
- □字ック (@roji9) | Twitter
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ランカ @79Ranka
□字ック「滅びの国」に吉本菜穂子、三津谷亮、オクイシュージ、黒沢あすか - ステージナタリー https://t.co/qtJHYeFyO9
>団地に住む主婦が女性用風俗を利用したことをきっかけに、シェアハウスに住む青年に堕ちていく姿を描いた本作
三津谷が意外な役どころ…!!