少年社中・東映プロデュース「モマの火星探検記」が、本日8月9日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕。これに先がけて公開ゲネプロが行われた。
本作は宇宙飛行士の毛利衛が手がけた同名の児童文学を原作に、
モマを軸とした物語では、個性豊かな宇宙飛行士たちが登場。
また、
ユーリの目の前に突然現れた謎の“おじさん”を、
ゲネプロ後の囲み取材には、毛利衛、毛利亘宏、そして矢崎と生駒が登壇。毛利衛は「宇宙に行ったときは科学者でしたので、言葉にできることも少なかったですが、この作品を書いたことで、皆さんにいろんなことを理解していただけました」と述べる。続けて「今回は憧れの生駒さんが出演なさるので……」と述べると、生駒は「えー! うそー! びっくりー!」と慌てた様子を見せる。これに対し毛利衛が「こういう冗談も言えるようになりました……」と発言すると、会場は笑いに包まれ、生駒も「(私の)びっくり返してください!」と笑顔を見せた。
矢崎は本作について「初演を観たとき、客席で大号泣したんです。そんな作品に自分が挑めるということで、最初こそ緊張していましたが、どんどん自信がついてきて、劇場に来て作品もさらにパワーアップしています」と自信をのぞかせる。
生駒は初日を迎えた心境について「大好きな世界観で、稽古をしていくと、ただの舞台ではなく、本当に幸せをお届けできる作品だと実感していきました」と述べる。続けて「自分に対しては『何でできないんだ!』という気持ちもあったんですが、幕が明く頃にはきっと楽しくなっているはず。すごくドキドキしていますが、作品を観て、私と同じ気持ちになってくれる人が増えるといいなと思います」と目を輝かせた。
毛利亘宏は「かつてジュール・ヴェルヌという作家が宇宙を描いたフィクションを作りまして、それを追いかけるようにロケット技術者たちが夢を追って宇宙開発が成し遂げられていったという歴史があります。そういったものに強い憧れを抱いておりました」とエピソードを明かす。本作については、「たまたま同じ名字の毛利衛さんは、子供の頃の僕にとってヒーローでした。そんな憧れの方の原作をお借りして、夢を持って生きていくことで世界が少しでも変えられればと思って作品にのぞんでおります。ご期待ください!」とコメントした。
見どころを聞かれた矢崎は、「地球を飛び立つ瞬間とか火星に降り立つ瞬間というのは、演劇なんですが、とても童心に返ります。お客さんも一緒に共有していただけたら嬉しいです」と観客に呼びかける。生駒は「今日、毛利衛さんに会えると思っていなくて『宇宙飛行士に会える人生なんだ、私』ってびっくりしちゃいました」と告白。最後に矢崎は「テーマは宇宙ですが、身近なこと、自分と繋がっていることが溢れている作品です。ぜひ観に来ていただきたいです」と締めくくった。公演は8月13日まで東京・天王洲 銀河劇場、19・20日に大阪・サンケイホールブリーゼにて。また本作のBlu-ray / DVDが、2018年3月7日に発売されることも決定した。
少年社中・東映プロデュース「モマの火星探検記」
2017年8月9日(水)~13日(日)
東京都 天王洲 銀河劇場
2017年8月19日(土)・20日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
原作:毛利衛「モマの火星探検記」(講談社)
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