ピッコロ劇団ファミリー劇場に別役実「赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス」

兵庫県立ピッコロ劇団ファミリー劇場「音楽劇 赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス」が、8月5・6日に兵庫・ピッコロシアター 大ホール、12月16・17日に同・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演される。

本作は、ピッコロ劇団による、子供と大人が共に満足できる作品作りを目指したシリーズ。今回は、童話「赤ずきんちゃん」をベースにした別役実の戯曲を、同劇団としては初めて上演する。片目の森番キンテ・カントは、魔法使いのハンナ・マンナにラブレターを渡そうとするが、ハンナはサラダにして食べてしまって思いが伝わらない。一方、くすぐりたがりの狼は偶然通りかかった赤ずきんをくすぐるが、赤ずきんはくすぐったがらない。赤ずきんは父も母もおらず、くすぐられたことがないと言い……。演出・振付を森田守恒、音楽と生演奏を谷川賢作が務める。

なお12月の兵庫県立芸術文化センターでの公演では、現在小学2年生から中学3年生を対象に出演者を募集中。8月9日応募締め切り、詳細は公式サイトで確認を。