「超体感ステージ『キャプテン翼』」の公開稽古と囲み取材が、本日7月25日に都内で行われた。
公開稽古では、フランス国際ユース決勝戦を終えた大空翼(
続いては、全日本合宿所のグランドで、日本代表とRED STORMとの合同練習シーンが展開される。レオンとノエル・ポポロ(
公開稽古の最後には全日本とRED STORMが戦う試合のシーンも。キャストたちはアクロバットを次々に展開する。石崎了(
稽古後に行われた囲み取材には元木、
元木は本作について「『キャプテン翼』初の舞台化、オリジナルストーリーで、翼率いる全日本が最強の敵・RED STORMと戦います。EBIKENさんの演出に加え、身体能力の高いキャストが揃っております。フライングやマジック、ハプティクス技術を使った体感シートやフレグランスといった新しい要素も詰まっているので、他に類を見ない舞台にしたい思います」と意気込みを語った。
若林源三役の中村は「日を重ねるごとにことの重大さに気付き始めて、顔合わせでもとにかく人数がいっぱいいて、すごい作品に携わらせていただいているんだなと実感しております。『キャプテン翼』というタイトルは、ほとんどの人が知っていると思うので、その名に恥じぬようがんばりたいと思っております」と感慨深げに述べた。
松井は「『キャプテン翼』の必殺技をアクロバットで表現します。実際にボールがなくても、空中に浮いているときは目線で追ったり、ボールがどこにあるのか繊細に演じたいと思います」と思いを語った。続けて岬太郎役の鐘ヶ江は「アクロバットをするときにボールがあるように表現するのが大変だと実感しています。今後は稽古でもワイヤーだったりマジックが増えてくるので、さらに大変になってくるはずです」と苦労を明かした。
三杉淳役の鷲尾は「“超体感ステージ”ということで、新しい技術と僕ら役者の熱さが融合した新しい舞台が観せられたらなと思います」とコメント。松山光を演じる反橋は「(キャスト陣は)サッカー経験者が少ないので、稽古の合間を縫ってみんなでリフティングしたり、稽古終わりにミニゲームで本気の試合をするんです。ある日、そのミニゲームにEBIKENさんが参加されたんですが、一番ラフプレーをしたのがEBIKENさん。その次の日に『めまいがする……』『体が痛い……』と言っていました」とエピソードを明かし、笑いを誘った。
自身が演じる役について田中は、「ロベルト本郷は元ブラジル代表のエースでしたが網膜剥離でサッカーができなくなりました。今作では自分が育てた翼とレオンがぶつかり合うという大きなドラマがあります。ロベルトとしては自分に希望を与えてくれた2人、両者に愛を持って取り組んでおります」と思いを語った。また監督の見上辰夫を演じる瀬川は「僕はリアルタイムで『キャプテン翼』を読んでアニメも観ていてサッカーを始めました。なので翼くんに思い入れが強いです。岬くんも気になりますね」と、お気に入りのキャラクターについて語った。
EBIKENは開幕に向け、「日々試行錯誤して、みんなの協力をもらいながら作り上げています。キャストたちは身体能力だけでなく、お芝居もプロだなと感じます。生身の部分だけでも迫力があるんですが、ここに映像やいろんな要素が加わってくると、かなり面白くなるんじゃないかと思います」と自信をのぞかせる。
最後に元木は「舞台版『キャプテン翼』もすごいと思ってもらえるよう、みんなでがんばっています。キャスト一同、命を燃やしていますので、期待して待っててください」と観客に呼びかけた。公演は8月18日から9月3日まで、東京・Zepp ブルーシアター六本木にて。
「超体感ステージ『キャプテン翼』」
2017年8月18日(金)~9月3日(日)
東京都 Zepp ブルーシアター六本木
総合演出:EBIKEN(蛯名健一)
脚本・演出アドバイザー:加世田剛
振付:
キャスト
大空翼:
若林源三:
日向小次郎:
岬太郎:
三杉淳:
松山光:
早田誠:
新田瞬:
次藤洋:
若島津健:
石崎了:
立花政夫:大曽根敬大
立花和夫:
ロベルト本郷:
見上辰夫:
デューター・ミューラー:
カール・ハインツ・シュナイダー:
エル・シド・ピエール:西馬るい
カルロス・サンターナ:AKI
エイブ・レオン:松永一哉
ノエル・ポポロ:
山守ジェネラルマネージャー:
アンサンブル:猪狩裕平、高澤礁太、西田直樹、正宗雄太、水島勇貴
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