11月から12月にかけて上演される、
本作は、2014年の「社長吸血記」以来約3年ぶりとなるナイロン100℃の新作。出演者には劇団員の
またこのたび、作・演出を手がける
東京公演は11月10日から12月3日まで東京・本多劇場にて。チケットのcubit club最速先行は7月19日12:00から8月1日12:00まで受け付け、一般販売は9月9日にスタート。東京公演ののち、12月6日に三重・三重県総合文化センター 中ホール、9・10日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、12日に広島・JMSアステールプラザ 大ホール、16・17日に福岡・北九州芸術劇場 中劇場、20日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場にて上演される。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメント
大変お待たせしてしまった。ナイロン100℃の公演、2年前の「消失」は再演だった。
新作は3年ぶりとなる。再始動を謳うのはどうにも大袈裟だが、また、もう少しの間、
劇団員と共に、少々歳をとった今の我々にしか創り得ない舞台を創り続けようと思っている。
この度書こうと考えているのは乞食と金持ちが入れ替わる物語だ。と書くと「そりゃ、あれじゃないか、『王子と乞食』じゃないか」と言う者もあろう。敢えて否定せず、観て驚いてもらう手もなくはないものの、やはりここはキッパリと言っておく。「まっっっっったく違います」。まず、王子は出ない。乞食と入れ替わるのは金持ちであり、また、金持ちも乞食も「家族」、つまり複数だ。単数より多い。多けりゃ勝ちというものではないが。
現代における道化としての、金持ちの家族と乞食の家族。彼らは、紋切型の言葉で言えば日常的な生活空間からこぼれ落ちた人々だが、それだけに、或る演劇的な佇まいを見せている。現代社会における道化としてふさわしい。
これ以上のことは、ちょっと、まってください。
ナイロン100℃ 44th SESSION「ちょっと、まってください」
2017年11月10日(金)~12月3日(日)
東京都 本多劇場
2017年12月6日(水)
三重県 三重県総合文化センター 中ホール
2017年12月9日(土)・10日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
2017年12月12日(火)
広島県 JMSアステールプラザ 大ホール
2017年12月16日(土)・17日(日)
福岡県 北九州芸術劇場 中劇場
2017年12月20日(水)
新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場
作・演出:
出演:
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