“消えゆく劇場でニンゲンが消えてゆくドラマ”アトリエ劇研で遊劇体が再演

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遊劇体「ふたりの蜜月」が7月15日から17日に京都・アトリエ劇研にて上演される。

遊劇体「ふたりの蜜月」2015年初演より。(撮影:尾崎雅久)

遊劇体「ふたりの蜜月」2015年初演より。(撮影:尾崎雅久)

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遊劇体「ふたりの蜜月」2015年初演より。(撮影:尾崎雅久)

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本作は、大阪府南部の山あいの架空の町ツダを舞台としたシリーズの6作目。2015年に同劇場にて初演され、2016年には第23回OMS戯曲賞の最終選考作品としてノミネートされた。山村の旧家に生まれた双子の姉妹を軸にした物語だ。

再演に向けて、遊劇体主宰で作・演出のキタモトマサヤは、「アトリエ劇研が本年8月をもって閉館されるにあたって、是非とも再演をしなければならないと考えました。消えゆく劇場でニンゲンが消えてゆくドラマ。伝説を残して。アトリエ劇研の心地よい黒い空間と、二間半四方の正方形の舞台と、いくつかの箱馬が裸のままあるだけです。俳優という職責を担った者が役者となって舞台に立つ。それだけで充分すぎるほど〈演劇〉なのです」と語っている。

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遊劇体 #60「ふたりの蜜月」

2017年7月15日(土)~17日(月・祝)
京都府 アトリエ劇研

作・演出:キタモトマサヤ
出演:大熊ねこ、坂本正巳、村尾オサム、松本信一、久保田智美、森川万里

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読者の反応

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大熊 ねこ @pandafulworld

消えゆく劇場でニンゲンが消えてゆく、伝説として。
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