寺山修司の「田園に死す」を青森・三沢で市街劇化

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「幻想市街劇『田園に死す』三沢篇」が8月6日に青森・三沢市内各所にて上演される。

寺山修司記念館20周年特別公演「幻想市街劇『田園に死す』三沢篇」ポスター

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寺山修司記念館20周年特別公演「幻想市街劇『田園に死す』三沢篇」チラシ

寺山修司記念館20周年特別公演「幻想市街劇『田園に死す』三沢篇」チラシ[拡大]

寺山修司記念館20周年特別公演と銘打ち、三沢市街の複数エリアで同時多発的に上演される本作。寺山の市街劇「人力飛行機ソロモン」と「ノック」、さらに寺山の代表作の1つ、「田園に死す」を融合させ、新たな市街劇として立ち上げる。

構成・演出を高田恵篤、演出を寺山修司記念館館長の佐々木英明、アートディレクターの増田セバスチャン、舞踏家・オドラデク道路劇場の福士正一、テラヤマ・ワールドの森崎偏陸、青森県立美術館舞台芸術総監督の長谷川孝治が担当。総指揮・構成・演出・音楽をJ・A・シーザーが、企画・プロデューサーをポスターハリス・カンパニーの笹目浩之が務める。

上演に際しJ・A・シーザーは、「今回は、寺山さんの言語世界(『田園に死す』『書物の私生児』など)を移動劇、訪問劇、野外劇、市街迷宮劇、街頭劇などの手法で寺山言語の外在化を試みる」と構想を語り、「『演劇が永遠の実験であるならば、われわれの日常もまた永遠の実験である』とする時、演劇とわれわれの日常はまったく同じものか、往復し合うものである」と思いを述べている。

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寺山修司記念館20周年特別公演「幻想市街劇『田園に死す』三沢篇」

2017年8月6日(日)
青森県 三沢市内各所

原案・言語:寺山修司
総指揮・構成・演出・音楽:J・A・シーザー
構成・演出:高田恵篤(高の字ははしごだかが正式表記)
演出:佐々木英明増田セバスチャン、福士正一、森崎偏陸、長谷川孝治

出演:演劇実験室◎万有引力、佐々木英明、福士正一+オドラデクダンサーズ、エミ・エレオノーラ、川嶋信子、榎本了壱、柘榴ユカ、長堀晶、MOMO、ジョン・健・ヌッツォ、岡三沢神楽 / 劇団青森どまんなか、大庭れいじカンパニー、青森県立美術館ドラマリーディングクラブ / 三沢市+全国からのみなさん / J・A・シーザーと悪魔の家

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ポスターハリスギャラリー(ポスターハリス・カンパニー) @poster_haris

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