宝塚歌劇月組「浪漫活劇(アクション・ロマネスク)異説三銃士『ALL FOR ONE』~ダルタニアンと太陽王~」の制作発表会が本日5月31日に都内にて行われた。
本作は、デュマの小説「三銃士」から着想を得た“ロマンチック・アクション・ミュージカル”。太陽王と呼ばれたルイ14世が治めるフランスを舞台に、王の剣の稽古相手に任命された銃士隊の新入りダルタニアンの冒険や、ともに戦う三銃士との友情を描いた物語だ。
制作発表の冒頭では、ダルタニアン役を演じるトップスターの
続く会見には、出演者の珠城、愛希、美弥、月城に加え、脚本・演出の
男役から娘役への転身した経歴を持つ愛希は「新しいお役に挑戦させていただけることをうれしく思います。たくさんのお客様に夢と希望を与えられるよう、精一杯がんばります」と挨拶。続く美弥は「正義と悪に分けたら、悪役を演じることが多かったのですが(笑)、今回は(珠城)りょうちゃん演じるダルタニアンと一緒に、正義として悪に立ち向かえるということでとてもうれしいです」と笑顔を見せる。また「今の月組は勢いがあると自分自身感じておりますので、いい状態で公演に挑めると思います」と手応えを語った。
雪組からの組替え後、初の宝塚大劇場出演となる月城は「小池先生の作品に出演するのは『るろうに剣心』以来。四乃森蒼紫は自分にとってターニングポイントになった役でした」と振り返り、「月組の空気をしっかり掴んで、皆さんに楽しんでもらえる作品にできるようがんばります」と意気込みを述べる。
司会から“宝塚の玉手箱”と紹介された小池は、小川氏、久保氏から寄せられた激励の言葉にタジタジになりつつも、「新たな体制でスタートを切った月組にとって、指針になるような作品にしたい」と力強くコメント。また同劇団の演出家・白井鐵造がかつて発表した「三銃士」をベースにした作品に感銘を受けたと話し、「設定上、“トンデモ三銃士”と言われるかもしれませんが、月組メンバーが一丸となって『ONE FOR ALL,ALL FOR ONE』と言える作品を作りたいですね」と意欲を見せる。さらに記者から本編の内容について問われた小池は「鉄仮面と同じようなシチュエーションもあるが、愛希が一人二役を演じるかどうかは本番まで伏せておきたい」とはにかんだ。
「浪漫活劇(アクション・ロマネスク)異説三銃士『ALL FOR ONE』~ダルタニアンと太陽王~」は、7月14日から8月14日まで兵庫・宝塚大劇場、9月1日から10月8日まで東京・東京宝塚劇場にて上演。兵庫公演のチケットは6月10日、東京公演は7月30日に発売される。
宝塚歌劇月組「浪漫活劇(アクション・ロマネスク)異説三銃士『ALL FOR ONE』~ダルタニアンと太陽王~」
2017年7月14日(金)~8月14日(月)
兵庫県 宝塚大劇場
2017年9月1日(金)~10月8日(日)
東京都 東京宝塚劇場
脚本・演出:
出演:
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