米倉涼子「シカゴ」5年ぶりのロキシーに「生きてる」

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「ブロードウェイミュージカル『シカゴ』20周年記念ジャパン・ツアー」の公開稽古が、本日5月18日に都内にて行われた。

米倉涼子

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米倉涼子

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2012年7月に同作でブロードウェイデビューを果たした米倉涼子が、5年ぶりにカムバックすることで話題の本作。主人公のロキシー・ハートを米倉が、ヴェルマ・ケリー役をアムラ=フェイ・ライトが、ビリー・フリン役をブレント・バレットが演じる。

米倉涼子(中央)。

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公開稽古では米倉が、「Roxie」「Me And My Baby」「Nowadays」「Hot Honey Rag」の4曲を披露。「間違えたらごめんなさい」と冗談交じりに報道陣に笑顔を向けながらも、ひとたび曲がかかると完璧なパフォーマンスを見せた。「(振付を監督する)ゲイリー・クリストが、いかに私らしいロキシーを演じるかにフォーカスを置いて、全身全霊で教えてくださった」と米倉が語るように、米倉の15年に及ぶ幼少期のバレエ経験が生かされたしなやかな身のこなしが、ロキシーの魅力に華を添える。米倉は共演者たちとときに英語を交えながら談笑するなど稽古場に和やかな雰囲気を作るも、あまりの熱演に、すべてのパフォーマンスを終えるとその場にがくりと崩れ落ちた。

パフォーマンスを終え膝から崩れ落ちる米倉涼子。

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稽古後、インタビューに応じた米倉は「膝が笑っちゃっててすみません」と笑顔を見せる。稽古の充実ぶりを「『生きてる』という感覚が取り戻せた」と語り、「5年前はブロードウェイの舞台に立てた時点ですごいねと言っていただけたのですが、今回は初めてじゃないので、『あの時と変わらないね』じゃなくて、歳を取った分の経験が自分のパフォーマンスに生かされてるなと思ってもらえるようにがんばりたい」と再演に向けて意気込む。

米倉涼子(左)。

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「ミュージカルをやること自体が、私の中では宝くじに当たったくらい特別なこと。『シカゴ』に携われていることは、私にとって究極にすごいことなんです。できることなら一生やってたいんですけど、今回で最後と思ってやっているので、私の思いをすべてお届けするつもりです」と決意を語り、「あとアムラ=フェイ・ライトは『シカゴ』の中では女王様みたいな方なので、彼女のことも目に焼き付けてほしい。20年間何故このミュージカルが続いてるかを肌と心で感じてほしいな。それだけです」と観客へ呼びかけ、会見を締めくくった。

ブロードウェイ公演は、7月3日から13日までニューヨーク・アンバサダー劇場、ジャパン・ツアー公演は、8月2日から13日まで東京・東急シアターオーブにて行われる。

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ブロードウェイミュージカル「シカゴ」

2017年7月3日(月)~13日(木)
アメリカ ニューヨーク・アンバサダー劇場

出演:米倉涼子

「ブロードウェイミュージカル『シカゴ』20周年記念ジャパン・ツアー」

2017年8月2日(水)~13日(日)
東京都 東急シアターオーブ

出演:米倉涼子、アムラ=フェイ・ライト、ブレント・バレット ほか

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Misa Y @sandbeauty33

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