田中千禾夫×小川絵梨子「マリアの首」開幕、終戦後の長崎で女たちの生き様描く

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「マリアの首 -幻に長崎を想う曲-」が、昨日5月10日に東京・新国立劇場 小劇場にて開幕した。

「マリアの首 -幻に長崎を想う曲-」より。(撮影:谷古宇正彦)

「マリアの首 -幻に長崎を想う曲-」より。(撮影:谷古宇正彦)

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「マリアの首 -幻に長崎を想う曲-」より。(撮影:谷古宇正彦)

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終戦後の長崎を舞台に、3人の女性の生き様を描いた本作は、岸田國士戯曲賞と芸術選奨文部大臣賞を受賞した田中千禾夫の戯曲。新国立劇場の次期芸術監督予定者にも選出された小川絵梨子が演出を担当し、鈴木杏は昼は看護婦、夜は娼婦として働く鹿を、伊勢佳世が夫の詩集と薬を売り歩きながら客引きする忍を、峯村リエが鹿や忍とともに働く看護婦の静を演じている。公演は5月28日まで。

また、本作は日本近代演劇の礎となった3作品を、30代の気鋭の演出家3人が連続で上演する「かさなる視点―日本戯曲の力―」シリーズの第3弾。第1弾は三島由紀夫作「白蟻の巣」を谷賢一が、第2弾は安部公房作「城塞」を上村聡史が演出した。

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「マリアの首 -幻に長崎を想う曲-」

2017年5月10日(水)~28日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場

作:田中千禾夫
演出:小川絵梨子
出演:鈴木杏伊勢佳世峯村リエ / 山野史人、谷川昭一朗、斉藤直樹亀田佳明、チョウ ヨンホ、西岡未央、岡崎さつき ほか

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