ブス会*「男女逆転版・痴人の愛」に福本雄樹&山岸門人、リーディング公演も

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12月に上演されるブス会*「男女逆転版・痴人の愛(仮)」の追加キャストが発表された。

ブス会「男女逆転版・痴人の愛」キャスト。左から安藤玉恵、福本雄樹、山岸門人。

ブス会「男女逆転版・痴人の愛」キャスト。左から安藤玉恵、福本雄樹、山岸門人。

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ペヤンヌマキ×安藤玉恵 生誕40周記念*ブス会「男女逆転版・痴人の愛」ビジュアル

ペヤンヌマキ×安藤玉恵 生誕40周記念*ブス会「男女逆転版・痴人の愛」ビジュアル[拡大]

新たに出演が発表されたのは、唐組の福本雄樹と、山岸門人。福本は安藤演じる“私”を翻弄する美しい少年ナオミ役を、山岸はナオミの先輩・浜田役を演じる。また、12月の本公演に先がけ、同作のリーディング公演が7月に15・16日に古民家のギャラリースペースしあんにて上演されることも決定。リーディング公演のチケットは6月10日に発売される。

ペヤンヌマキ

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上演に向けてブス会*主宰のペヤンヌマキは、「谷崎の『痴人の愛』を最初に読んだのは中学生の頃でした。男性経験もなく男女の色恋の機微など全くわからなかった当時の私は全くピンと来ず、途中で読むのを断念しました」「そして40歳になった今、改めて読み返してみると、20代の時とは全く違う視点で共感したのでした。私は譲治さんに感情移入していたのです」と本作への思いを語る。さらに「谷崎の『痴人の愛』は『男性』である譲治が『女性』であるナオミに翻弄される話ですが、100年の時を超え、女性も男性と同等に、勤労するようになった昨今、つつましく働いてきた『女性』が『美少年』を飼う話は非常に現代的ではなかろうかと考えたのがこの企画の出発点です。そして、ほかでもないこの私が、40歳までつつましく勤労してきた女性でもあります。『働く女性』という、もはや避けざる社会実情と約100年前の文学の融合に劇作家として挑戦したいと思っております」と意気込みを述べている。

「ペヤンヌマキ×安藤玉恵 生誕40周記念」と銘打たれた本作は、ブス会*主宰のペヤンヌマキと、同い年の安藤玉恵が、40歳を機にブス会*新シリーズを立ち上げられたもの。ペヤンヌは「女40歳の記念に相応しい魅力的な男性キャストを迎え、安藤さんと共に楽しんで作っていきたいと思ってます。どうぞご期待ください」とコメントしている。

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ペヤンヌマキ×安藤玉恵 生誕40周記念*ブス会「男女逆転版・痴人の愛」

2017年12月8日(金)~19日(火)
東京都 こまばアゴラ劇場

脚本・演出:ペヤンヌマキ
出演:安藤玉恵、福本雄樹、山岸門人

ペヤンヌマキ×安藤玉恵 生誕40周年記念ブス会*プレイベント リーディング「男女逆転版・痴人の愛」

2017年7月15日(土)・16日(日)
東京都 ギャラリースペースしあん

脚本・演出:ペヤンヌマキ
出演:安藤玉恵、福本雄樹、山岸門人
チェロ演奏:浅井智佳子

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読者の反応

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山岸門人 @yamagishimondo

昨日、発表になりました。全身全霊頑張ります。よろしくお願いします!
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