「くちびるぱんつ」は2011年に初演された作品。宇宙の旅人や地球を密かに守る防衛軍など、出会うはずのない人々の巡り合わせを描き、“初恋と宇宙と憂鬱についての物語”が展開される。もう一方の「愛はタンパク質で育ってる」は2012年に下北沢演劇祭へ参加した作品。「西遊記」や「水戸黄門」「イージー・ライダー」などのキャラクターが登場する珍道中だ。キャストの出演演目は7月1日に発表される。
脚本・演出を手がける池亀は上演に向け、「また次の10年を走りきるために気持ち新たに、ぬいぐるみハンター初期躍進(と大袈裟に言わせて)のきっかけとなった作品の再演に挑みたいと思います」とステージナタリーにコメントを寄せた。なお両公演共にチケットの早期割引きを実施中。4月、5月、6月と早期であればあるほどお得な価格でチケットを手に入れることができる。
池亀三太コメント
演劇を何も知らぬまま、ぬいぐるみハンターを見切り発車で始動しておよそ10年が経ちました。
蛇行を繰り返しながらも今日までがむしゃらに走ってきたような気もしますし、ただぼんやりと過ごしてしまったような気もします。
また次の10年を走りきるために気持ち新たに、ぬいぐるみハンター初期躍進(と大袈裟に言わせて)のきっかけとなった作品の再演に挑みたいと思います。
「くちびるぱんつ」は24歳、「愛はタンパク質で育ってる」は25歳のときの作品です。荒削りで荒唐無稽な物語ですが演劇愛とエネルギーに満ちた初期代表作です。
この作品たちを主にオーディションで出会った新進気鋭な若手キャストと刺激的で新鮮な創作ができることを楽しみにしています。
ぬいぐるみハンター「『くちびるぱんつ』『愛はタンパク質で育ってる』~子宮と地球と宇宙を繋ぐ旅~」
2017年9月6日(水)~10日(日)
東京都 すみだパークスタジオ倉
脚本・演出:
出演:青根智紗、足立英、飯田紘一朗、板野正輝、江花明里、大垣友、大田彩寧、大塚俊史、尾崎加奈子、かすみまい、北尾誠、木下綾菜、久木山廉、熊野香名、
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