「無名稿」は大正から昭和初期にかけて書かれた日本の近代文学をモチーフに、無名劇団が独自の解釈で上演するシリーズ。第1弾「無名稿 あまがさ」はspace×drama2015優秀劇団、第2弾「無名稿 機械」space×drama2016演出賞に選ばれた。
5月上演の「無名稿 出家とその弟子」は倉田百三の同名戯曲、6月上演の「無名稿 侵入者」は梅崎春生の同名小説が原作。「出家とその弟子」は浄土真宗の開祖である親鸞とその弟子・唯円、息子・善鸞を中心に信仰の苦悩と救いを描く宗教劇をリメイク。「侵入者」は“私”と“私以外のもの”の境界線が徐々に曖昧になっていく不条理劇をベースに、現代社会を切り取る。
無名劇団「無名稿 出家とその弟子」
2017年5月12日(金)~14日(日)
大阪府 シアトリカル應典院
原作:倉田百三
出演:
無名劇団「無名稿 侵入者」
2017年6月10日(土)・11日(日)
兵庫県 AI・HALL
原作:梅崎春生
出演:島原夏海、柊美月、中谷有希、今井桃子、東田萌希、太田雄介、泉侃生、堀内充治、
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