5月に上演される「男水!」の公開稽古が、本日4月17日に都内にて行われた。
本日公開されたのは、東ヶ丘高校と龍峰高校の合同記録会のシーン。舞台の上手と下手に配置された台は、ときに選手たちのスタート台となり、ときには両校の応援席として使用される。2つの台に挟まれた舞台の中央では、滝結太(
稽古後に行われた囲み取材には、松田、宮崎、安西をはじめとするメインキャスト10名が出席。榊秀平役の松田は「素直な気持ちを言うと、僕は『男水』という原作が大好きです」と打ち明け、「その気持ちは応援してくださっているみなさんと変わらないと思います。そういった気持ちを忘れずに、この作品をしっかりと舞台で表現したい。最前列のお客様から最後列のお客様まで楽しんでもらえるように、キャスト、スタッフ一同尽力します」と思いをを語る。
篠塚大樹役を演じる宮崎は「毎日、1シーンずつ丁寧に作っています。演出の吉谷さんとキャストのみんなとディスカッションしながら、いいものを作ろうと一丸となって進めている最中です」とコメント。またドラマ版を振り返り、「篠塚は正直、掴みづらい役でした。ドラマはドラマで一つの形を提示できたと思うので、舞台にあたってもう一度ゼロから篠塚と向き合って、篠塚の人物像を再構築できたらと思います」と真摯に語った。
藤川礼央役の安西は「こうしてまた『男水』という作品に出られることを幸せに思います」と喜びを語り、「この気持ちを舞台上で表現して、お客様にしっかり届けたい。藤川の新たな一面や可能性を見せられるようにがんばります」と意気込んでみせる。また
東ヶ丘のマネージャー・小金井晴美役の
「龍峰は女子マネージャーを募集しているので、マネージャーになった気持ちで劇場に来てもらえれば」と笑顔で答えたのは、仁科譽役の黒羽麻璃央。原田ダニエル役を演じる
またキャスト陣は、ストロークのみで表現されるレースシーンにも言及。佐藤が「今日少しフリーを泳ぐシーンをやったんですが、(ストロークを)エアーでやるのは地獄でした」と苦労を語ると、黒羽も「実際に水中で泳いでるほうが楽でしたね」と頷いてみせる。さらに筋トレの話題になると、「腹筋が1番キレイなのは晴美ちゃん(赤澤)」「佐藤くんは筋トレとして岩盤浴に通っている」というエピソードも飛び出すなど、取材は終始和やかに進行した。
最後にキャストを代表して松田が挨拶。「今このメンバーが集まって『男水』を上演できるというのは、すごく貴重なことだと思うんです。今日みんなが話した意気込みが嘘ではなかったと証明できる自信があるので、ぜひ劇場に足を運んでください」と観客に熱いメッセージを送った。公演は5月11日から21日まで東京・シアター1010、5月24日から28日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。
「男水!」
2017年5月11日(木)~21日(日)
東京都 シアター1010
2017年5月24日(水)~28日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
原作:男水!(
脚本・演出:吉谷光太郎
キャスト
榊秀平:
篠塚大樹:
藤川礼央:
小金井晴美:
滝結太:
平光希:
仁科譽:
神宮一虎:
原田ダニエル:
市村真幸:齊藤教兵
村上英輔:奈須田雄大
高浦一郎:津嘉山寿穂
高浦二郎:櫻井圭佑
森親太郎:上村海成
磯村邦夫:河野洋一郎
川崎亮也:
毛利光汰、佐藤葵、兼尾洋泰、加来亮凪、吉田邑樹、山田諒、町田尚規、
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