SPAC新作「アンティゴネ」がアビニョン演劇祭オープニング作品に

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SPAC新作「アンティゴネ~時を超える送り火~」の、フランスのアビニョン演劇祭での上演が決定した。

会場のアビニョン法王庁中庭の様子。(c)Christophe Raynaud de Lage / Festival d'Avignon.

会場のアビニョン法王庁中庭の様子。(c)Christophe Raynaud de Lage / Festival d'Avignon.

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「アンティゴネ」2004年 東京国立博物館 本館前での公演より(c)内田琢麻

「アンティゴネ」2004年 東京国立博物館 本館前での公演より(c)内田琢麻[拡大]

SPACが公式プログラムとして同演劇祭に招聘されるのは、2014年にメイン会場のひとつであるブルボン石切場で上演された「マハーバーラタ~ナラ王の冒険~」以来2度目。今回の「アンティゴネ」は、演劇祭のオープニング作品としてメイン会場・法王庁中庭で上演される。アジア圏の劇団が法王庁中庭でオープニングを飾るのは、71年の演劇祭の歴史上初となる。

本作は、SPAC芸術総監督・宮城聰が、人間を「敵か味方か」に分けることをしない王女アンティゴネの思想に、日本人の「死ねば皆等しく仏になれる」という死生観を重ねたギリシア悲劇。アビニョンでの上演に先立ち、「ふじのくに→せかい演劇祭2017」(→は相互矢印が正式表記)において、5月4日から7日まで静岡・駿府城公園で野外上演される。

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SPAC「アンティゴネ~時を超える送り火~」

2017年5月4日(木・祝)・5日(金・祝)・6日(土)・7日(日)
静岡県 駿府城公園

2017年7月6日(木)・7日(金)・8日(土)・10日(月)・11日(火)・12日(水)
フランス アビニョン法王庁 中庭

作:ソポクレス
構成・演出:宮城聰
訳:柳沼重剛
出演:SPAC

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