世田谷パブリックシアター開場20周年記念プログラムが明らかに

世田谷パブリックシアター2017年度の、開場20周年記念プログラムが発表された。

トップバッターを飾るのは、同劇場芸術監督の野村萬斎の独舞による「MANSAIボレロ」と狂言「唐人相撲」。6月には1998年に同劇場にて初演され、その後世界各国で公演を行ってきた勅使川原三郎「ABSOLUTE ZERO 絶対零度 2017」が再びパブリックシアターへ。7月には、昨年2016年10月からリーディング公演を行ってきた木下順二作、野村萬斎演出による「子午線の祀り」が本公演を迎える。8月には小山ゆうなが翻訳・演出を手がけるヴォルフガング・ヘルンドルフ原作「チック」や、「MANSAI◎解体新書」第27弾も。

11月から12月にはハロルド・ピンター「管理人」を森新太郎が演出。出演者には溝端淳平、忍成修吾、温水洋一が名を連ねた。12月のヤン・ジョンウン演出「ペール・ギュント」には浦井健治、趣里、ユン・ダギョン、マルシアが出演する。2月以降は井上ひさし×栗山民也×野村萬斎 「シャンハイムーン」、ワジディ・ムワワド作、上村聡史演出による「岸 リトラル」が控える。

そのほか世田谷区を中心とする地域の人々に向けたワークショップや、レクチャーを多数開催。各公演の詳細については続報を待とう。