中屋敷法仁リーディングドラマ「ぼくらが非情の大河をくだる時ー新宿薔薇戦争ー」のメインビジュアルが公開された。
お披露目されたのは、詩人役を演じる
本作は、第18回岸田國士戯曲賞を受賞した清水の名作戯曲。今回のリーディング公演では、柿喰う客・
※高橋里恩の「高」は、はしごだかが正式表記。
神永圭佑コメント
中屋敷さんとはいつかご一緒したい、と思っていたんですが、まさか今このタイミングで、この作品で、ご一緒することになるとは、驚きました(笑)。戯曲を読んで「これは掘り下げていったらすごいものが生まれるんじゃないか?」という気持ちも湧き上がりました。たわちゃん(多和田秀弥)とダブルキャストもすごく楽しみ。まっすぐな多和田秀弥という人間がこの「詩人」 をどう演じるのか、気になりつつも、あまり意識しないで自分なりの「詩人」を演じたいですね。「詩人」は、正気を失って、ありえない妄想を抱いている人ですが、僕から見ると純粋で、儚い人です。見どころは、朗読劇で「ト書き」の役があるところ。男4人で繰り広げるドロドロした物語ですので、2チームを比べて観るのも良いと思います。永島敬三さんや唐橋充さんといった先輩俳優に若手がどう向かっていくのか、熱量勝負。それぞれのチームでお客さんを圧倒したいです!
多和田秀弥コメント
この作品の出演が決まった時は、同じ1972年に岸田國士戯曲賞を受賞した「熱海殺人事件」への出演も決まっており、不思議な縁とともに、再びこの時代の作品に立ち向かうプレッシャーも感じました。実際に戯曲を読んで、こんなに言葉にしづらい感情が自分にあるんだな、と驚きつつ、演出の中屋敷さんがこの作品を「どうしてもやりたい」と仰った気持ちもわかったような気がしました。Wキャストで主演を務めるかみちゃん(神永圭佑)と僕とは、奥底にあるものは実はすごく似ているように感じているのですが、表に出る色がまったくちがうので、正反対な2チームになりそうで楽しみです。この作品に触れることで「今」を生きる若者である僕らにしか感じられないことが必ずあると思う。それを劇場で皆さんと一緒に体感することで、見たこともないエネルギーが生まれる、そんな力を持っている作品だと思います。僕自身は、舞台上で人間の奥底に潜む感情をここまで生々しくさらけ出す役柄は初めて。知らない自分に出会える予感にワクワクしています。
中屋敷法仁リーディングドラマ「ぼくらが非情の大河をくだる時ー新宿薔薇戦争ー」
2017年3月16日(木)~20日(月・祝)
東京都 本多劇場
作:
演出:
キャスト
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