デス電所、5年ぶり新作は死体遺棄を請け負った2人を描く「すこやかに遺棄る」

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芝居流通センター デス電所「すこやかに遺棄る」が4月26日から30日まで東京のOFF・OFFシアターにて上演される。

芝居流通センター デス電所「すこやかに遺棄る」チラシ

芝居流通センター デス電所「すこやかに遺棄る」チラシ

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2012年上演の「神様のいないシフト」以降活動を休止していたデス電所の、5年ぶりの公演となる本作。金に困って女性の死体遺棄を請け負った2人の男は、慣れない手つきで死体を解体し始めるが、次々と不審な点が浮かび上がり……。

作・演出は竹内佑。出演者には、メンバーに加え劇団ジェット花子の荒威ばる、ハブサービスが名を連ねている。

竹内佑 コメント

家族に、社会に、国に棄てられてしまった二人の男が、もう一度だけ最後のやり直しのチャンスをかけて、とある仕事に手をかけるのですが、それは、自身「人間性」をも棄て去ってしまうような、地獄の入口だったのです……。

他者を愛し、受け入れて助け合っていくのでなく、敵、とみなして区別し、差別し、排除していく。世界はそのように、「野蛮」だったころに戻りつつあります。

『すこやかに遺棄る』では、社会人だった主人公の男たちが、もう一度自分の人生を立て直すために、最後のチャンスとしてヤクザからとある仕事を請け負うのですが、その仕事こそが、人間を本来の「野蛮」な姿へと変貌させていくものでした。
愛する人や家族を守るために、生きてきたはずの自分が、その愛していた側から棄てられてしまったとき、人は何を思い、どう動くのでしょうか。
また、他者を受け入れず、手を差し伸べず、ただ邪魔な存在、として棄てていく側の人間は、どのように生きていくのでしょうか。
二人の男が行う「仕事」を通して、私達が暮らすこの世界がどうなっていくか、を、表現できたら、と思います。

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芝居流通センター デス電所「すこやかに遺棄る」

2017年4月26日(水)~30日(日)
東京都 OFF・OFFシアター

作・演出:竹内佑
出演:丸山英彦、豊田真吾、浅見紘至 / 荒威ばる、ハブサービス

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読者の反応

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アニモプロデュース @animoproduce

【浅見紘至】
出演する舞台「すこやかに遺棄る」が本日初日!所属劇団、デス電所の5年ぶりの待望の新作です!下北沢OFF・OFFシアターにて、30日まで。
#デス電所
https://t.co/cecpgfHbzX

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