2017年4月に上演されるブロードウェイミュージカル「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」の取材会が、昨日1月25日に東京・スヌーピーミュージアムにて行われた。
「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」はチャールズ・M・シュルツのマンガ「ピーナッツ」を原作としたミュージカル。チャーリー・ブラウン役を
取材会には出演者と小林が参加。まず、シアタークリエの開館前から本作の上演を熱望していたという小林が、「オフブロードウェイに登場してからちょうど50周年を迎えるこの作品。幸せはとても身近にあって、シンプルなものだと思っていただけるミュージカルです」と作品を紹介し、挨拶した。
その後は出演者らが、同会場にて開催中の展覧会「もういちど、はじめましてスヌーピー。」をミュージアム職員と巡回。昨日がほぼ初顔合わせというキャストたちは、スヌーピーが喜びを表現する“ハッピーダンス”の原画や、スヌーピーに似ている犬を募った「そっくりさんコンテスト」の結果などを和気あいあいと眺めながら、「ピーナッツ」への知見を深めていった。
その後行われた囲み取材には、各出演者がミュージアムショップで気に入ったグッズを手に登場。今回が2度目の来館だと言う中川は、「夢を届ける僕たちの仕事と、このミュージアムにあふれてる夢のパワーは共通するなって思いました。なんて夢が詰まってる場所なんだろう」と感想を口にする。
同じく2度目の来館の村井も「2回目でも高揚感があるし、スヌーピーの魅力ってまだまだ尽きない。しかも今日は仲間たちと来れたので倍楽しめた。スヌーピーを見てるだけで笑顔になってしまうんですよね」と顔をほころばせ、東山も「作品にパワーがあるなと実感してます」と語る。高垣はそんな共演者たちを見て「原画を前にしたときのみんなのキラキラした顔を見て、これはきっと温かいカンパニーになるんじゃないかなと思いました」と笑顔を見せた。
古田は「俺、昔、英語の教科書に例文であった『チャールズ・M・シュルツは何年から何々を始めました』みたいのを和訳した覚えがあるんです。馴染み深いものがあるので、『本物だ!』ってミーハーな気持ちになりました」と興奮気味に語り、中川が「わかる。すごい」と同意。田野は「ミュージアムだけでもこんなに幸せをもらったので、(ミュージカルで)それ以上の幸せをみんなに届けられたらいいな」と意気込んだ。
中川は犬役を演じることについて、「いよいよ人間ではない役を演じられるのか。これ以上、“役者冥利に尽きる”ことはないんじゃないか」と喜ぶ一方、「こんなに愛されているキャラクターを、どう演じようか真剣に考えました」と不安を明かす。しかしながら「普段なかなか想像できない部分のスヌーピーの動きを、中川晃教なりに、演技と音楽を通して表現できるんだと思えたところから、ますます楽しみになってきました」と頼もしく語り、「言葉以外の動きで、感じるままに表現できたら。“ワン”という言葉はあるかもしれませんが(笑)」と宣言。また自身が戌年であり、さらに実家でチョコとキャンディという名前の犬を2匹飼っていることを明かし、「言葉はなくとも通い合うものがあるんですよね。その通い合うものを自分の家の犬から盗んで、スヌーピーに変換できたら」とニヤリ。
中川は最後に「出演者にはミュージカル、演劇、声優界、音楽界、そして“テニスの王子様”、国民的アイドル。いろいろな分野から6人が集まりました。最高に弾けていただけたらと思います。待ってるのはハピネス!それだけです。劇場でお待ちしてます」とアピールし、取材は締めくくられた。
ブロードウェイミュージカル「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」
2017年4月9日(日)~25日(火)
東京都 シアタークリエ
原作:チャールズ・M・シュルツ「ピーナッツ」
脚本・音楽・詞:クラーク・ゲスナー
追加脚本:マイケル・メイヤー
追加音楽・詞:アンドリュー・リッパ
訳詞・演出:小林香
キャスト
チャーリー・ブラウン:
ルーシー:
サリー:
ライナス:
シュローダー:
スヌーピー:
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