山下澄人の小説「しんせかい」が芥川龍之介賞受賞

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山下澄人の小説「しんせかい」が、第156回芥川龍之介賞を受賞した。

山下は、1966年兵庫県神戸市生まれ。96年に劇団FICTIONを旗揚げし、2011年より小説を発表。過去には「ギッちょん」「砂漠ダンス」「コルバトントリ」の3作が芥川賞候補作に選出され、今回が4度目のノミネートだった。なお候補作となった「コルバトントリ」は、飴屋法水によって2015年4月に舞台化されている。

9月には、山下が原作、飴屋が演出、批評家の佐々木敦がプロデュースを務める「を待ちながら」が、東京・こまばアゴラ劇場にて上演予定だ。

第156回芥川龍之介賞 候補作

加藤秀行「キャピタル」
岸政彦「ビニール傘」
古川真人「縫わんばならん」
宮内悠介「カブールの園」
山下澄人「しんせかい」

HEADZ「を待ちながら」

2017年9月13日(水)~10月3日(火)
東京都 こまばアゴラ劇場

作:山下澄人
演出:飴屋法水
プロデュース:佐々木敦

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