くろごちゃんが踊るPPAP「ペンヌリサンポーサンポーペン!」

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国立劇場版PPAP「塗三方」の動画がYouTubeにて公開中だ。

PNSP(Pen-Nurisampo-Sampo-Pen) / 国立劇場版PRAP(塗三方 ぬりさんぽう)より。

PNSP(Pen-Nurisampo-Sampo-Pen) / 国立劇場版PRAP(塗三方 ぬりさんぽう)より。

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動画には、国立劇場のキャラクターくろごちゃんのほか、唄担当の杵屋佐喜、三味線及び編曲担当の東音塚原勝利、三味線担当の東音山口聡、笛担当の藤舎推峰、小鼓及び作調担当の藤舎呂英、太鼓担当の望月太津之、藤舎呂凰が出演し「ペンヌリサンポーサンポーペン!」と歌い上げている。

動画制作の背景について、国立劇場宣伝部の担当者は「初春歌舞伎公演は、毎年、尾上菊五郎さん率いる一座の公演で、恒例で、芝居の一場面に時事ネタを取り込んできました。マツケンサンバや、AKBなどの例があります」と述べ、昨年2016年12月6日の制作発表記者会見で「尾上菊五郎さんからそれをほのめかすような発言があり」制作を始めたと説明する。

また「パロディ作成を検討するにあたって、『ペンワラナットーナットーペン』などを参考に、『ペン』以外の部分を置き換えられる、原作の『apple』『pineapple』の音に近い歌舞伎の小道具はないかと考え、探しているうちに『三方』に行き着きました」とし、編曲については「ただ真似をするだけでなく、邦楽の魅力を押し出せるようなものにしたいと考えました。導入の笛から始まる荘重なお囃子の部分、三味線が入ったところの『元禄花見踊』という作品の旋律の入れ込み、また、くろごちゃんが慌てたような動きをする賑やかな部分は『騒ぎ』と呼ばれている音楽です」と解説している。

なお、現在上演中の「国立劇場開場50周年記念 初春歌舞伎公演『通し狂言 しらぬい譚』」では、片岡亀蔵によるPRAPも披露されているので、ぜひ劇場にも足を運んでみては。

※動画は現在非公開です。

この記事の画像(全1件)

「国立劇場開場50周年記念 初春歌舞伎公演『通し狂言 しらぬい譚』」

2017年1月3日(火)~27日(金)
東京都 国立劇場

作:柳下亭種員 ほか(「白縫譚」より)
監修:尾上菊五郎
脚本:国立劇場文芸研究会
出演:尾上菊五郎、中村時蔵、尾上松緑、尾上菊之助、坂東亀三郎、坂東亀寿、中村梅枝、中村萬太郎、市村竹松、尾上右近、尾上左近、市村橘太郎、片岡亀蔵、河原崎権十郎、坂東秀調、市村萬次郎、市川團蔵、坂東彦三郎 ほか

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りかちん @nowwell1

くろごちゃんが踊るPPAP「ペンヌリサンポーサンポーペン!」 https://t.co/E6VjxZlhAp

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