100歳目前の“同級生”たちを描いた音楽劇、MONO新作「ハテノウタ」

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京都を拠点に活動するMONOが、新作「ハテノウタ」を、3月に大阪、福岡、三重、東京にて上演する。

MONO「ハテノウタ」チラシ

MONO「ハテノウタ」チラシ

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本作は、ある薬の普及で100歳間近になっても若いルックスを保った人々の“青春群像劇”。死を身近に感じながらも楽しく歌って暮らす彼らの人間模様を、オリジナルの楽曲と軽妙な会話で綴る。浦嶋りんこが出演するのにも注目だ。

作・演出を手がけ、出演する土田英生は、本作で「新境地を開拓します」と宣言。「これまで培ってきた会話劇、それを維持したまま音楽劇を創れないか?」という思いで本作を立ち上げたと語り、カラオケを舞台に据え、外見はバラバラながら同い年の人物を登場させる構想を明かしている。

土田英生コメント

土田英生

土田英生[拡大]

これまで培ってきた会話劇、それを維持したまま音楽劇を創れないか?
そう思ったのがきっかけでした。次にカラオケをそのまま舞台にする構想が浮かびました。これなら会話で話を進めながら、劇中で“カラオケとして唄う”ことで、自然に音楽も使えます。
カラオケにふさわしい設定を考え、まずは「同窓会にしよう」と思いましたが、それでは陳腐な思い出を語るだけの物語になってしまう。そこで考えついたのが、外見はバラバラながら同じ年齢という仕掛けです。
面白い設定と方法、今回はこの二つを使って新境地を開拓します。

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MONO「ハテノウタ」

2017年3月3日(金)~7日(火)
大阪府 ABCホール

2017年3月11日(土)・12日(日)
福岡県 北九州芸術劇場 小劇場

2017年3月18日(土)・19日(日)
三重県 四日市市文化会館 第1ホール 舞台上特設ステージ

2017年3月24日(金)~29日(水)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト

作・演出:土田英生
出演:水沼健、奥村泰彦、尾方宣久金替康博、土田英生、高橋明日香松永渚、松原由希子 / 浦嶋りんこ

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