ミュージカル「Dance with Devils ~D.C.(ダ・カーポ)~」が、本日12月21日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕。初日前には報道陣向けにゲネプロが公開され、キャスト6人が合同インタビューに応じた。
女性向けコンテンツメーカー・Rejetと音楽制作ブランド・Elements Gardenのタッグによるアニメ「Dance with Devils」を原作とした本作。全世界を支配できる力「禁断のグリモワール」の秘密を握る主人公の少女・立華リツカをめぐって、魔界からやって来たアクマ、ヴァンパイア、エクソシストがそれぞれ思惑を働かせる。
原作はキャラクターたちが思いを伝えるために作中で歌唱する演出を取り入れた“ミュージカルアニメ”として注目を浴び、3月にはアニメと異なるストーリー展開の第1弾公演が行われた。今回は、リツカがアクマの鉤貫レムを選ぶエンディング、兄の立華リンドを選ぶエンディングの2種類が用意されており、公演ごとに異なる結末で作品が締めくくられる。
インタビューの場で、レム役を演じる
萩尾も「リンド派、レム派が生まれる気がします」と2パターン設けられるエンディングに触れ、「でも妹リツカへのまっすぐな愛情は誰にも負けません」と他のキャストを見ながら宣言。そして「リンドの不安な気持ちや決意、そしてリツカへの切ない思いが込められたソロナンバー『君だけの守護騎士』を全力で歌いたい」と意気込んだ。
アクマの楚神ウリエ役を演じる
四皇學園生徒会メンバーでアクマの棗坂シキ役を演じる
ゲネプロは、黒装束に身を包み、ろうそくを手にしたキャストによる妖しい合唱とダンスで幕開け。リンドは「誰にも触れさせはしない」、メィジは「俺様のものになれ」、シキは「閉じ込めてあげるよ」とそれぞれがリツカへの強い気持ちを楽曲に乗せて露わにしていく。なおリツカには谷桃子バレエ団所属の中村慶潤が扮し、セリフを排して踊りや所作によって揺れる彼女の心情を表現した。
公演は12月27日まで。なお本作のDVDが、2017年3月31日に発売されることも決定している。DVDにはリンドエンディングが本編として収録されるほか、キャストが撮影した稽古風景、本番中のバックステージの模様などが特典映像として盛り込まれる。メインテーマソングの「Turn it up」が収められたCDも。
さらにDVD発売を記念して、神永らメインキャストが参加する「アクマだったらあたりまえ!? 嘘だらけのトーク&ハイタッチ会」が、2017年4月1日に都内で開催される。公演中の劇場でDVDを購入した人全員が参加できる、特別な機会になっている。
※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」
2016年12月21日(水)~27日(火)
東京都 AiiA 2.5 Theater Tokyo
原案:岩崎大介(Rejet)
原作:グリモワール編纂室
演出:
キャスト
鉤貫レム:
立華リンド:
楚神ウリエ:
南那城メィジ:
棗坂シキ:
ローエン:
ノエル:
ホランド:
ジェキ:
ほか
関連記事
神永圭佑のほかの記事
リンク
- ミュージカル「Dance with Devils」公式サイト
- LINE LIVE
- ミュージカル「ダンデビ」(デビミュ)公式 (@dwd_stage) | Twitter
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
Lexi @milkyetoile
新「デビミュ」異なる2種のエンディングに、神永圭佑&萩尾圭志「切ない」 - ステージナタリー https://t.co/w6bfpCYEze