私たちは笑い飛ばせるか?劇団太陽族、近未来の大阪描く「大阪レ・ミゼラブル」

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劇団太陽族「音楽劇『大阪レ・ミゼラブル』」が、2017年2月3日から5日まで兵庫のAI・HALLにて上演される。

劇団太陽族「音楽劇『大阪レ・ミゼラブル』」チラシ表

劇団太陽族「音楽劇『大阪レ・ミゼラブル』」チラシ表

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「音楽劇『大阪レ・ミゼラブル』」は、2011年に上演され、“社会派エンターテインメント”と評された「音楽劇『大阪マクベス』」の続編。今回はヴィクトル・ユーゴー作「レ・ミゼラブル」に想を得て、府と市が統合された近未来の“大阪都”を舞台に、カジノで荒み、行政サービスの質が落ちた特別区の区長を務めるジャン・バルジャンと、彼を追いつめる刑事ジャベール、都政に抵抗する学生たちの姿を描き出す。

キャストは劇団員とオーディションで選ばれたメンバーに加え、未来探偵社の隈本晃俊、コンブリ団のはしぐちしん、A級 MissingLinkの松嵜祐一と、多彩な顔ぶれが揃った。作・演出を手がける劇団代表の岩崎正裕は「果たして私たちはこの劇を笑い飛ばせるだろうか。戦慄の未来は間近に迫っているのではないか」とコメントしている。

岩崎正裕コメント

また良からぬ芝居を思いついてしまった。
近未来の大阪にジャン・バルジャンがいるとしたら。再編された大阪の、特別区の区長になっているが後ろ暗い過去を持つ。カジノが出来て荒んだ大阪は、行政サービスの質も落ち、道は穴ぼこマンホールの蓋は開きっぱなし。救急車は呼んでも来ない。
区長の過去を知るジャベールは、執拗に彼を追いつめる。折しも、都政への鬱憤を募らせた学生たちはバリケードを築き、反逆の狼煙をあげる。
バカバカしく、原作そのままのあらすじ。
「大阪マクベス」の続編要素を持つ音楽劇第二弾として上演に挑む。つまりあの弁護士出身の政治家が総理にまで上り詰めている無情な世界を描かねば。
果たして私たちはこの劇を笑い飛ばせるだろうか。
戦慄の未来は間近に迫っているのではないか。乞うご期待。

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劇団太陽族「音楽劇『大阪レ・ミゼラブル』」

2017年2月3日(金)~5日(日)
兵庫県 AI・HALL

作・演出:岩崎正裕
振付:原和代
音楽:橋本剛
出演:森本研典、岸部孝子、篠原裕紀子、佐々木淳子、中西由宇佳、韓寿恵 / 隈本晃俊 / はしぐちしん / 松嵜佑一 / 秋定くるみ、浅田ゆりえ、石川信子、小野亮子、北田沙織、進真理恵、趙清香、中嶋悠紀子、髭だるマン、平井佐智子、藤澤賢明、米沢千草 / 野田晋市(映像出演)

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読者の反応

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エントレ @entre_news_jp

これ、観たいなー。

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