本作は、雑誌「少女の友」で太平洋戦争下の少女たちに夢と希望を与えた、挿絵画家・中原淳一の物語。華美な少女画が時局にそぐわないと軍部から圧力を受けるが、中原は画風を変えたりはせず、創作の場を自ら切り開くことを選択し……。テレビドラマの脚本家、古家和尚の舞台初書き下ろし作品を、
主人公・中原淳一役の中山優馬をはじめ、初演メンバーの桜井日奈子、施鐘泰(
公演は、2017年4月6日から11日まで東京・サンシャイン劇場、4月14・15日に福岡・北九州芸術劇場 中劇場、4月19日から23日まで兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて上演される。
古家和尚コメント
多くのお客様からご要望をいただき、前回の公演から一年を待たずに再演が決定したこと、心よりお礼申し上げます。
「それいゆ」は私にとって初めて挑戦した舞台脚本でしたが、座長・中山優馬さんをはじめとする素晴らしいキャスト、素晴らしいスタッフの方々に恵まれ、素敵な作品へと仕上げていただきました。
今回の再演でまた多くの方々に、中原淳一先生が追い求めた美、「美しく生きるとは何か?」というメッセージを受け止めていただければ幸いです。
木村淳コメント
「それいゆ」再演にあたり、まずは初演時、劇場に足を運んで下さったお客様に、そして初演をご覧になられていない方も含め、再演希望の声を弊社まで届けて下さったすべての皆様に感謝を申し上げます。誰かに求められた現場を戴けるということは、作り手にとってこれ以上のない幸せであります。
“一つの道を選ぶ”ということは、他の何かを捨てることです。「天才」と呼ばれたアーティストにとっても、それは同じ。中原淳一が生涯をかけて世の中に問い続けたメッセージ“「美しく生きる」とは、どういうことなのか?”を不自由なまでにモノが溢れ、モノに囲まれて育ってきた若者に改めて、そして不器用に問いかけてみたいと思います。中山優馬が自身の奥底に、そして確かに宿している“潔癖さ”と“頑なさ”が、可憐で鮮やかな自身の作品と対極に位置する、「天才」中原淳一が内包していたであろう “狂気”と“渇き”を浮き彫りにします。皆様、劇場でお待ちしております。
中山優馬コメント
舞台「それいゆ」の再演が出来ることを素直にうれしく思っています。このような作品にはなかなか巡り会えるものではないし、僕自身も再演させていただける経験は人生初となるので、前回よりもより良いものを必ずお届けします! もっとたくさんの方々に観ていただきたいと思っていましたので、願いが叶いました。前回行けなかった場所にも行けるということで、劇場や空気が違うことに触れる楽しみも増えています。この作品を通して生きていく上での、自分自身の「信念」「美しさ」などのテーマを皆様にも持って帰っていただけるようにカンパニー一同精進します!
「それいゆ」
2017年4月6日(木)~11日(火)
東京都 サンシャイン劇場
2017年4月14日(金)・15日(土)
福岡県 北九州芸術劇場 中劇場
2017年4月19日(水)~23日(日)
兵庫県 新神戸オリエンタル劇場
脚本:古家和尚
演出:
出演:
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リンク
- それいゆ | イベント | 関西テレビ放送 カンテレ
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きよきよ♡ @tkm1103kyky
再演楽しみです♡→中原淳一の生き様描いた「それいゆ」再演決定、中山優馬「前回より良いものを」 https://t.co/EXsxWcDFw9