兵藤公美、太田宏出演「愛のおわり」が再演、共同演出に平田オリザ

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「愛のおわり」の再演が、12月22日から28日まで東京・こまばアゴラ劇場、2017年1月19日から21日まで香川・四国学院大学ノトススタジオで行われる。

2013年の「愛のおわり」初演より。(c)青木司

2013年の「愛のおわり」初演より。(c)青木司

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フランスのジュヌヴィリエ国立演劇センターとこまばアゴラ劇場の国際共同事業として上演される本作は、2012年にフランス劇文学賞で大賞を受賞したパスカル・ランベールの戯曲。2013年にはランベール演出で日本初演が行われ、今回は平田オリザが共同演出を担当する。初演に引き続き兵藤公美、太田宏がキャスティングされたほか、コーラス隊として、平田による演劇人育成機関、こまばアゴラ演劇学校・無隣館の俳優や、四国学院大学の学生が出演する。

平田オリザコメント

パスカル・ランベールが芸術監督を務めてきたジュヌヴィリエ国立演劇センターとこまばアゴラ劇場は、2007年ランベールの「愛のはじまり」日本版上演以来、緊密な交流関係を続けてきた。2009年にはフランス語版「砂と兵隊」を制作したほか、今年2016年11月には「ソウル市民」「ソウル市民1919」の二本立て上演も実現した。
パスカル・ランベールは、1990年代後半から台頭してきた「作・演出」を兼ねる新しいタイプのフランス演劇人の代表格であり、先駆者でもあった。また2010年に日本各地で上演された「世界は踊る~ちいさな経済のものがたり~」では、各地の市民50名程度を舞台に上げつつ、市民参加の枠組みを超えた高い水準の作品として好評を得た。
今回の「愛のおわり」は、2011年のアヴィニヨン演劇祭で大ヒットした作品である。2013年の日本初演でも好評を得て、今回は、さらに私が積極的に台本作成、演出に関与して「日本版」と呼べる「愛のおわり」を創り出したいと考えている。

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青年団国際演劇交流プロジェクト2016 ジュヌヴィリエ国立演劇センター・こまばアゴラ劇場国際共同事業「愛のおわり」

2016年12月22日(木)~28日(水)
東京都 こまばアゴラ劇場

2017年1月19日(木)~21日(土)
香川県 四国学院大学ノトススタジオ

作:パスカル・ランベール
翻訳:平野暁人
日本語監修:平田オリザ
共同演出:パスカル・ランベール、平田オリザ
出演:兵藤公美、太田宏

コーラス隊

東京公演:川隅奈保子、福士史麻、福田倫子、本田けい、由かほる、横地梢、池田あい、岩井由紀子、西山真来、藤瀬のりこ、赤刎千久子
善通寺公演:内田沙也加、青田夏海、氏原恭子、沖野まや、池瑞樹、池田友里、高橋なつみ、野久保美紅、山内せれい、大森那津実

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しろこ✨シャングリラ @shirokonbuchou

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