本作は、2015年に上演された「PRINCE KAGUYA」に次ぐ、蒼井の主演舞台第2弾。蒼井自らが表現したいと望んだ童話「人魚姫」の物語世界が、歌とダンスを交えて繰り広げられる。構成・演出・振付を
囲み取材には、蒼井をはじめ、
海の魔女スネイキアを演じる吉田も「いかにエレガントに見ていただけるかということを意識しながら日々励んでおります」と続ける。加藤は、マリナと出会う、ドラン公国の王子ケントの飼い犬・パブロ役。「衣装のいろんなところがフサフサ、モコモコしているので触っていると気持ちいいです」と笑った。
マリナの友人である宮廷道化、イルカのドーフィン役を演じる原田は、自身の役どころを「想像以上に動きが多く、稽古をしてから音を立てるように痩せていっています!」と説明。そして「最近、SNSで『太った』と指摘されることがありまして。これを機に見返したいですね」と語り、記者たちの笑いを誘った。
荒木はマリナと恋に落ちるケント役。登場人物の中で唯一の人間役ですね、と話を振られると「皆さんが海の生き物であることがわかるように、その差を大切に演じたいですね」と意気込む。またマリナと婚約するサメの王子ルカ役の宮城は、場当たりで顔がかたいと指摘されたエピソードを披露。その理由を「(蒼井)翔太くんが本当にキレイで、姫として隣に立たれるとドキドキしちゃうんですよ!」と語った。
マリナの父である海神ポセイドン役の唐橋が「第4夫人に秋元さん演じるジュジュを迎えて……」と話していると、ジュジュ役の秋本がすかさず「私、第3夫人と聞いていましたけど? 私の前に3人もいたのね?」とチクリ。オロオロする唐橋の姿に、会見場は笑いに包まれた。
最後に蒼井は「今回のテーマは“愛”です。人魚が人間を愛するとどういうことになるのか、その目に焼きつけていただけたらと思います。さまざまな想像を掻き立てられる作品に仕上がりましたので、何度もご覧いただければ」と作品をアピールし、取材を締めくくった。
ゲネプロは、ゴンドラに乗ったマリナ(蒼井)のテーマソング歌唱で幕開け。「Endless Song」の歌詞に乗せ、永遠に続く愛を信じる気持ちを、澄んだ高音を響かせながら歌い上げたマリナは、やがて自らの歌声に引き寄せられ海に迷い込んだケント(荒木)に出会う。そんな彼らの恋愛成就に尽くそうとするドーフィン(原田)とパブロ(加藤)の狂言回しぶり、コスチュームデザイナーの生澤美子が手がけた煌びやかな衣装にも注目したい。
東京公演は12月5日まで。その後、12月10日から12日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される。
It's SHOWTA-im! vol.2「スマイルマーメイド ~The Smile Mermaid~」
2016年12月1日(木)~5日(月)
東京都 シアター1010
2016年12月10日(土)~12日(月)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
構成・演出・振付:
脚本:上田遙、
出演:
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