ミュージカル「レ・ミゼラブル」の新キャストお披露目会見が、本日11月25日に都内で行われた。
日本初演から30周年を記念して、5月から10月にかけて東京、福岡、大阪、愛知にて上演される本作。本日はオーディエンス200人が見守る中、今回から新キャストとしてカンパニーに参加する
新メンバーはいずれもオーディションで選ばれた面々。コゼット役を演じる生田は小学4年生から作品に触れ、「いつかコゼット役を演じたい」と声楽を学び始めたエピソードを披露。「アイドル活動も『ミュージカルやステージが好き』という気持ちの延長線上にあって。乃木坂46のメンバーとして活動する中でも、『レミゼ』に出たいという気持ちは無くなるどころかますます強くなって消えませんでした」と作品への強い思いを口にする。
2015年の公演にアンサンブルとして出演した小南は、生田、
テナルディエ役として出演する橋本は「幼い子供に下働きさせるなど、当時はあのようにしないと生きられない人は彼だけではなかったと思うんですね」と役柄に心を寄せる。「斎藤晴彦さんはテナルディエをすっごく楽しそうに生き生きと演じられていて、忘れられませんでした。自分もお客様に楽しんでもらえる突破口でありたい。(悪役だが)憎めない存在と思っていただけるようにがんばります」と意気込んだ。
1987年の初演時から1991年までコゼット役、1997年から2000年までファンテーヌ役を演じていた鈴木は、マダム・テナルディエ役として17年ぶりにカンパニーに“復帰”。「レミゼは私の人生を大きく変えてくれた作品です。30年間、応援してくださった方が『あのコゼット、ファンテーヌと同じ人物なの?』と驚いていただけるよう変身したいと思います。新時代のマダム・テナルディエをご覧に入れられたら」とほほ笑む。
ワークショップ形式のオーディションにエポニーヌ役として参加した唯月は、演出家から「彼女は切ない気持ち以外に、もう1つ強い気持ちを持っているんだよ。それを見つけてみて?」と指導を受けたエピソードを明かす。「でもオーディションの中では発見できなくて。非常に悔しかったのですが、合格したからにはその“もう1つの強い気持ち”を絶対に見つけたい」と役に懸ける思いを語った。
エポニーヌ役に選ばれた松原は現在、ソプラノ歌手として活動。オーディションでは音域の合うコゼット役で参加したが、ラストに歌ったエポニーヌの歌が評価された。「演出家の方から『色気のあるエポニーヌだね。ありかも』と言われたのが驚きで。何かが出ていたのかも(笑)」とおどけつつ、「観客の方にも認めていただけるよう研究していきます」と笑顔を見せた。
相葉が射止めたのは、アンジョルラス役と「20代のうちに立っておきたい」と目標にしていた帝劇のステージ。オーディションでは「君の熱はどうしたら上がるんだい?」と言われた制作スタッフと何度もディスカッションを重ね、「最終的には自分でも見たことないくらいの表現ができたと思っていました」と手ごたえを語る。「でも1カ月くらい連絡がなく、もうダメだろうと思っている時に合格の知らせが来まして。今でも信じられない部分がありますが、役を全うできるようにこれからも努めます」と客席をまっすぐ見つめた。
シンガーソングライターとして活動している二宮は、ミュージカル初挑戦でファンテーヌ役を演じる。「ふだんはPOPSやHIP HOP、R&Bを歌っているので、長年のレミゼファンから『夢、やぶれてなさそう』と思われないか心配です」と、ファンテーヌのソロナンバー「夢やぶれて(I Dreamed a Dream)」を引き合いに出し会場の笑いを誘う。そして「彼女の新たな一面を見せていくのと同時に、皆さんが思い描いていらっしゃるイメージも裏切らないようにして参ります」とたくましく挨拶した。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」は、2017年5月21日から24日まで東京・帝国劇場にてプレビュー公演が行われる。その後、本公演が5月25日から7月17日まで同劇場にて上演され、8月に福岡・博多座、9月に大阪・フェスティバルホール、9・10月に愛知・中日劇場へと巡演する。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」
2017年5月21日(日)~24日(水) ※プレビュー公演
2017年5月25日(木)~7月17日(月・祝)
東京都 帝国劇場
2017年8月
福岡県 博多座
2017年9月
大阪府 フェスティバルホール
2017年9・10月
愛知県 中日劇場
原作:ヴィクトル・ユゴー
作:アラン・ブーブリル、クロード=ミッシェル・シェーンベルク
作詞:ハーバート・クレッツマー
オリジナル・プロダクション製作:キャメロン・マッキントッシュ
演出:
翻訳:
訳詞:岩谷時子
キャスト
ジャン・バルジャン:
ジャベール:川口竜也、吉原光夫、
ファンテーヌ:知念里奈、
エポニーヌ:
マリウス:
コゼット:
アンジョルラス:
テナルディエ:
マダム・テナルディエ:
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