2016年末をもって解散する
2012年に上演された「ローザ」の再演となる本作は、駆け抜けたローザの人生を祝福すると共に、ある人物の安らかな眠りを願う物語。上演にあたって演出を務める
時間堂は、1997年に黒澤のユニットとして設立され、2009年に劇団化。俳優の声、身体、関係性によってシンプルに作品を立ち上げるスタイルを特徴とし、今年2016年7月には「時間堂シリーズ発掘02『ゾーヤ・ペーリツのアパート』」で東京・東京芸術劇場へ進出した。
また公演終了後に行われるポストパフォーマンストークには、時間堂にゆかりのあるゲストが多数登壇。さらに千秋楽終了後には、「大忘年会&さよならパーティ」と題したお別れ会も予定されている。彼らの最終公演をぜひ劇場で見届けよう。
黒澤世莉コメント
2009年に時間堂が劇団化した最初の公演「花のゆりかご、星の雨」と、最終公演「ローザ」との共通点は、花にまつわるシーンがあることです。「ローザ」初演時は「世界と戦う物語」だと思ってましたが、今は「世界と遊ぶ物語」かなと思います。両端の燃える蝋燭のような人生を駆け抜けたローザの人生を祝福する物語であり、ある人物の安らかな眠りを願う物語です。花束で抱きしめるような体験を、あなたのために。おやすみ。
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- 時間堂最終公演『ローザ』
- 時間堂
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