時間堂が12月の「ローザ」再演で解散、アフタートーク&お別れ会も

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2016年末をもって解散する時間堂。彼らの最終公演となる「ローザ」が、12月21日から30日まで東京・十色庵にて上演される。

時間堂 最終公演「ローザ」チラシ表

時間堂 最終公演「ローザ」チラシ表

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2012年に上演された「ローザ」の再演となる本作は、駆け抜けたローザの人生を祝福すると共に、ある人物の安らかな眠りを願う物語。上演にあたって演出を務める黒澤世莉は「初演時は『世界と戦う物語』だと思ってましたが、今は『世界と遊ぶ物語』かなと思います」と作品への思いを述べている。

時間堂は、1997年に黒澤のユニットとして設立され、2009年に劇団化。俳優の声、身体、関係性によってシンプルに作品を立ち上げるスタイルを特徴とし、今年2016年7月には「時間堂シリーズ発掘02『ゾーヤ・ペーリツのアパート』」で東京・東京芸術劇場へ進出した。

また公演終了後に行われるポストパフォーマンストークには、時間堂にゆかりのあるゲストが多数登壇。さらに千秋楽終了後には、「大忘年会&さよならパーティ」と題したお別れ会も予定されている。彼らの最終公演をぜひ劇場で見届けよう。

黒澤世莉コメント

2009年に時間堂が劇団化した最初の公演「花のゆりかご、星の雨」と、最終公演「ローザ」との共通点は、花にまつわるシーンがあることです。「ローザ」初演時は「世界と戦う物語」だと思ってましたが、今は「世界と遊ぶ物語」かなと思います。両端の燃える蝋燭のような人生を駆け抜けたローザの人生を祝福する物語であり、ある人物の安らかな眠りを願う物語です。花束で抱きしめるような体験を、あなたのために。おやすみ。

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時間堂 最終公演「ローザ」

2016年12月21日(水)~30日(金)
東京都 十色庵

台本・演出:黒澤世莉
出演:菅野貴夫、直江里美、ヒザイミズキ、尾崎冴子、國松卓(※菅野、國松はWキャスト)

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