「観客の気持ちを濾過し、生活にやさしく送り返すお芝居」を目指し、関西を拠点に活動している虚空旅団。今回は、2014年に発表され、主宰の
近未来のとある郊外で、5人一組になって共同生活を送る女性たち。ある日、街の病院で看護婦として働くメンバーの妹が、女性たちのもとを訪れ……。この日起こったある出来事をきっかけに、それぞれの抱えた不満と不安が明るみに出る様子が、日常的な会話によって描かれる。
高橋は公演チラシに「おそらく世界がどのように変わろうとも、私たちは与えられた環境を受け入れ、一緒に暮らす人に気を遣い、本音を隠すのだろう。ならば私は、登場人物たちのささやかな生活の営為を描くことで抵抗を宣言したい」とコメントを寄せている。
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- 虚空旅団「誰故草」
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大熊隆太郎🪩 @Okuma_Ryutaro
今日はこれを見に行きます。そして夜は高橋さん脚本の作品を作りに行く。12月「誰故草」→1月「人恋歌」の流れでここはひとつ宜しくお願いします。
しかしOMS戯曲賞と言えば伏兵コード「留鳥の根」に出させてもろたことを思いだすなぁ。
https://t.co/bN7NXItyKO