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「墓場、女子高生」は、自ら命を絶って幽霊になった女子高生と、彼女の友人たちとのやり取りを描いた
囲み取材に応じたのは乃木坂46の8名。ナカジ役の斉藤は「生と死という重いテーマを扱いますが、コントラストをつけて演じられるよう、エネルギッシュにがんばります!」とコメントし、チョロ役の樋口は「アイドルというより女優さんとして臨みたい。観に来てくれた方に『樋口日奈はいなかった』と言ってもらえるくらい、“役の服”を着てがんばります」と意気込む。自ら命を絶つ女子高生・日野役を演じる伊藤は、自身の役について「死後の世界はわからないから『どう表現しよう』と悩みましたが、演出家さんに『わからないからこそ自由にできる』と言われ、肩の荷が下りました。私なりに、ユーモラスに幽霊の世界を見せていけると思います」と自信を見せた。
「稽古で苦労したことは?」と記者に問われた樋口は、仲間同士で大騒ぎをするシーンを挙げ、「普段の乃木坂の活動では1つひとつの動きを丁寧にしてしまうから、何も気にせずに騒ぐようなシーンは難しかったです。“乃木坂らしさ”を捨てるのが大変でした」と回答。西川役の井上は「(武田役の伊藤)純奈なんかは、普段のアイドル活動では絶対に言えないようなセリフを言う場面があるんです」と明かし、「本番では笑わないように気を付けようと思います!」と誓った。
またビンゼ役を演じた最年長の新内が「女子高生になるの、7年ぶりくらいなんですよ……。高校生らしい“わちゃわちゃ感”がどうしても足りなくて演出家さんに怒られたりしたので、最近はずっと女子高生の動画を観ていました」と女子高生役への戸惑いを漏らす場面も。最後にメンコ役の能條が、今回のカンパニーについて「みんな、なるべくしてなった役という感じがするし、自分はみんなのおかげで役に入り込める。この8人でよかったと思います」とチームワークの良さをアピールし、取材を締めくくった。公演は10月22日まで。
「墓場、女子高生」
2016年10月14日(金)~22日(土)
東京都 東京ドームシティ シアターGロッソ
脚本:
演出:
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