岩渕貞太が初代キュレーター、「20°の坂」参加作品を募集中

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「20°の坂」が始動。初代キュレーターを岩渕貞太が務める。

急な坂スタジオ

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「20°の坂」とは、神奈川・急な坂スタジオが、ダンス作品や身体表現作品を創作しているアーティストの発掘・育成のために新たに立ち上げた企画。作品を発表する機会を提供することによって、作り手が作品をより深く考える機会となるような、“小さなスカラシップ”を目指す。その参加作品を現在募集中だ。

「20°の坂」初代キュレーターを務めるのは、ダンサーで振付家の岩渕貞太。岩渕は「自分の生き方や思想が作品になっていく、それを繋げることができてやっと作家のスタートラインに立てるとわたしは考えています」とコメント。さらに「それは一人では手に入れられません。これまでの先達やライバルやダンス以外のもの、自分を取り巻く世界との対話の中で少しずつ身になっていくものです」と続け、「20°の坂」に新進アーティストの参加を呼びかけている。「20°の坂」への応募詳細は、公式サイトにて確認を。

「20°の坂 #1」キュレーター 岩渕貞太 コメント

岩渕貞太

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今回「20°の坂」のキュレーターをつとめます、岩渕貞太と申します。
作品を創ることは誰にでもできます。でもその作家の世界を見せてくれる「作品」を創ることは簡単ではありません。
自分の生き方や思想が作品になっていく、それを繋げることができてやっと作家のスタートラインに立てるとわたしは考えています。それは一人では手に入れられません。これまでの先達やライバルやダンス以外のもの、自分を取り巻く世界との対話の中で少しずつ身になっていくものです。私がやっとスタートラインに立てたなと思ったのは作品を創り始めてから9年ほどしてからでした。みなさんはそんなに時間はかからないかもしれません。ただ、急がずに。カラダとはなにか、踊りとはなにか、人間とはなにか。自分のカラダと表現を深く信じ、同時に底無しに疑い、終わらない問いを続けること。

私は新しさが見たいのではありません、その人の見ている世界が知りたいのです。新たな出会いを楽しみにしています!!

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