「メサイア」イベントに玉城裕規＆中村龍介が登場、来夏の映画公開も明らかに

2017年2月に上演される「メサイア-暁乃刻-」に先がけたイベント「メサイア-宵宮乃刻-」が、昨日9月17日に東京・ニッショーホールで開催された。

メサイア・プロジェクトは2010年、互いに連動するドラマCDと小説によってスタートしたメディアミックスプロジェクト。これまでにコミック、舞台、テレビドラマも制作されており、2015年には染谷俊之らが出演する舞台「メサイア-鋼ノ章-」が上演された。作中では、“サクラ”と呼ばれる男性スパイ同士の友情が描かれ、“サクラ”の2名が結ぶ特別な関係・メサイアが、シリーズのタイトルにもなっている。

「メサイア-暁乃刻-」のプロローグ上映が行われた本イベントには、白崎護役の赤澤燈、有賀涼役の井澤勇貴、黒子役の小谷嘉一、御池万夜役の長江崚行、柚木小太郎役の山沖勇輝、小暮洵役の橋本真一、Dr,TEN役の安里勇哉、周 グエン 衝吾役の伊藤孝太郎が登壇。

トークコーナーでは、新しくメサイアになった加々美いつきと、どんなメサイアになっていきたいかという質問に、有賀涼役の井澤は「前にメサイアだった間宮星廉とは、見た目ギクシャクしちゃってるけど、渋い関係というか、目に見えなくても心は繋がっているという関係だったんです。だから、対照的に、加々美とは仲良くやっている面白さを出していきたい」と意気込みを語る。これに対し、以前有賀とメサイアだった白崎護役の赤澤は「でも、お前タラシだよな。俺（白崎）、間宮、加々美でメサイア3人目だろ？ それでよく渋い関係とか言えるよな！」とコメントし、会場の笑いを誘った。

また2017年夏頃に映画「メサイア 外伝」が公開されることも発表され、映画でW主演を務める玉城裕規と中村龍介がシークレットゲストとして登壇。目下撮影中の映画について玉城は「主演だからいつもより出番が多い！」とコメント。また中村は「自分が踏ん張ることで精一杯だけど、新しい風の刺激ってすごいな！」と後輩の俳優たちの奮闘を称えつつ、「皆、“先輩”と言ってくれるけれど、僕は一切後輩とは思っていません。みんなで映画を作っていく仲間だと思っている。映画は僕と玉ちゃん（玉城）が引っ張っていくから、ついてきてください！」と意欲を見せた。

「メサイア-暁乃刻-」は、2017年2月11日から19日まで東京・サンシャイン劇場、2月25・26日に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。また2017年公開予定の映画「メサイア 外伝」では、脚本を山口ヒロキ、横山あゆみ、同じく監督を山口が務める。