「舞台『パタリロ!』」の公演に先がけ、パタリロ役を務める
本作は、マリネラ王国の国王・パタリロの活躍を描いた
パタリロの衣装に身を包んで登場した加藤は、「『パタリロ!』は(舞台のオファーがあるまで)読んだことがなかったんですけど、読んでみて結構な衝撃を受けまして。人間離れしたパタリロを自分がどう演じるんだろうという不安はあったのですが」と緊張を覗かせながらも、「魔夜先生とお話させていただく機会がありまして。そのときに『60%くらいの力でやれば大丈夫だよ』『あなただったらできると思う』とお言葉をいただけたので、もうやるしかないって覚悟はできました」と真摯に回答した。
また凛々しい眉毛が特徴的な加藤は、「眉毛をどうするか」という問題にも言及。「(パタリロを演じるにあたって)僕は眉を潰したり消したりするのかと思ってたんですけど、スタッフさんたちが『せっかく加藤諒が演じるんだから眉は残したい』と。パタリロの眉毛は細いほうがいいという方もいると思うんですけど、まあそこは役者の腕で。眉が気にならないくらいのパタリロを演じられたら」と意気込んだ。
共演者のマライヒ役・
さらにクックロビン音頭やゴキブリ走法といった、「パタリロ!」ならではの印象的なシーンにも話が及ぶ。公演がまだ先であるため、登場するかわからないと前置きをしながら、「(ゴキブリ走法で走るパタリロは)カサカサいってますからね。僕、最初に(原作で)ゴキブリ走法を見たときに『これどうするんだろう』って……やっぱり思いましたよね。でも演出の小林さんは、アナログな手法で見せたりするのが上手な方なので、ゴキブリ走法もうまいやり方で表現できるのではと信じて、楽しみにしてます」と笑顔で語った。
取材の最後に加藤は「自分の武器であるダンスとか身体表現とかが出てきたりすると思うので、自分らしさを出していければ。初座長にして、国王という役なので、男だらけのカンパニーを統一できるような、みんなについてきてもらえるような座長になりたい」と抱負を述べ、「『パタリロたちは本当に生きてるんだ』とお客様に感じてもらえるようにがんばります」とファンにメッセージを送った。公演は、12月8日から25日まで東京・紀伊國屋ホールにて行われる。
「舞台『パタリロ!』」
2016年12月8日(木)~25日(日)
東京都 紀伊國屋ホール
脚本:
演出:
キャスト
パタリロ:
マライヒ:
タマネギ部隊:
魔夜メンズ:
バンコラン:
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
加藤「スタッフさんたちが『せっかく加藤諒が演じるんだから眉は残したい』と。パタリロの眉毛は細いほうがいいという方もいると思うんですけど、まあそこは役者の腕で」/「殿下 謁見の儀」で加藤諒が誓う「眉が気にならないくらいのパタリロを」 https://t.co/6QMJZRBVtE