ミュージカル「花・虞美人」が、2017年3月から4月にかけて東京・赤坂ACTシアターほかにて上演される。主演を務めるのは、本作が宝塚歌劇団退団後の初の主演作となる
紀元前3世紀の中国を舞台に、美しい娘・虞姫(ぐき)にスポットを当て、項羽と劉邦を新たな視点で描く本作。虞姫を凰稀が、劉邦をダンスボーカルグループ・超新星の
本日8月24日には都内にて制作発表が行われ、岡本、凰稀、ユナク、清水に加え、韓信役の
岡本は記者から戦闘シーンの有無について尋ねられ、「やらない訳にはいかないなと思っています」とニヤリ。「先ほどキャストの方にも聞かれました」と明かし、「中華風の殺陣って難しいんですよね……」と悩ましい表情を浮かべつつも「ご期待ください」と宣言した。
これに対し石橋は、「この時代設定なので、おそらく使うのは両刃の直刀になると思います。所作も侍とは異なりまして、武道、いわゆるカンフーに近い身のこなしになると思う。上演される機会も少ないので、見どころの1つになると思います」と時代劇への出演で培ってきた知識で見どころを解説。
すると清水は「石橋さんが何を言ってるのか、正直さっぱりわからない状況でございまして」と吐露し、場内の笑いを誘う。「僕、殺陣のシーンが無いってことはないですかね?」と岡本にすがるも「そんなわけないでしょ(笑)」と笑って突き放される一幕も。これを受けて清水は「殺陣は得意ではないので、人一倍練習して、チームワークでカバーしてがんばっていきたいです」と決意を語った。
ユナクは「剣道もボクシングもやってたので、上半身は結構使えるんです。でも下半身は動かないんですよ。足を上まで持ってくのとかできない」と現状を正直に明かし、「でも、がんばります。素晴らしい殺陣になるように」と決意を述べる。小野は「殺陣の出演シーンがあったら、怪我のないように全力を尽くします」とコメント。殺陣の経験が無いという岡田も「呼吸が大事なんだろうなと思うので、チームワークでがんばりたい」と意気込みを語った。
一方の凰稀は「宝塚時代に素手も剣も槍も、たくさんの殺陣をやらせていただきました。今回、私の出番はあるんですかね?」と意気揚々と岡本に尋ねるも「ありません(笑)」と一蹴される。「ですよね」と笑い、「男性陣のかっこいい立ち回りを楽しみにしています」と微笑んだ。
なお趙高役の
ミュージカル「花・虞美人」は、2017年3月26日から31日まで東京・赤坂ACTシアター、4月15・16 日に愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、4月22・23日に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。チケットは本日8月25日12:00より、先行予約を受け付ける。
ミュージカル「花・虞美人」
2017年3月26日(日)~31日(金)
東京都 赤坂ACTシアター
2017年4月15日(土)・16 日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール
2017年4月22日(土)・23日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
脚本・演出:
キャスト
虞姫:
劉邦:
項羽:
子規:
韓信:
趙高:
宗義:
懐王:
樊かい:
ほか
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