超歌劇「幕末Rock」京都公演を終え東京へ、良知真次「一緒に体感して」
2016年8月23日 17:28
7 ステージナタリー編集部
「超歌劇『幕末Rock』黒船来航」が、8月20日に京都・京都劇場にて開幕した。
公演後には囲み取材を実施。坂本龍馬役の良知真次は、「ペンライトを振って一緒に歌ってくださるお客さんを見て、この作品は普通のミュージカルと違う“超歌劇(ウルトラミュージカル)”なので、お客さんと体感して一緒に創り上げていく作品なんだと思いました」と初日を終えた感慨を述べる。
高杉晋作役の糸川耀士郎も同意し、「お客さんがペンライトを振ってくださるという舞台が初めての経験でしたので、とても幸せを感じていました。セリフが飛んでしまうくらい、お客さんの勢いに圧倒されました。晋作の誕生日という事もあり、忘れられない一日となりました」と振り返った。
桂小五郎役を務める三津谷亮は、「稽古、ゲネプロと比べてお客さんが入って演じる事によって、見えなかった景色が見えてくるようになったし、見えていた景色が変わるのがとても新鮮でした。今日の公演はお客さんに引っ張ってもらった印象がありますが、この後の東京公演ではお客さんを引き込んでいくようにがんばっていきたいです」と意気込む。
輝馬は「みなさんもすごく楽しみにしてくれているであろう(笑)」と、土方歳三役とともに自身が演じるもう1つのキャラクター“誠仮面”を見どころに挙げ、「なぜ誠仮面が登場したのか、誠仮面が誕生するまでの心の動きが描かれているので、そこにも注目していただきたいです」とアピールした。
沖田総司役の佐々木喜英は、「前作は近藤さん、土方さんの立ち回りが多く、沖田はどちらかと言えば守られている存在でした。今作は沖田が1人で黒船に潜入し、今度はみんなを守ろうと行動します。そこで黒船に潜入しての立ち回りに注目してください」と見どころを解説。「ペリー・ジュニア率いる海兵たちとの立ち回りも見どころの1つです」と付け加えた。
マシュー・カルブレイス・ペリー・ジュニア役の兼崎健太郎は、「演出・脚本の吉谷光太郎さんが『この作品は“歌”は歌ではなく、芝居があっての“歌”」と公演前に言ってくださいました。いろいろなキャラクターの裏側が盛り込まれていて、芝居の流れによって感情が違うので、その中で歌う“歌”に注目してほしいです。『このキャラクターはどういう気持ちで歌っているのかな?』と観ても面白いと思います」とコメントした。
「超歌劇『幕末Rock』黒船来航」は8月20・21日の京都公演を終え、来たる9月3日から9日まで東京・EX THEATER ROPPONGIにて公演を行う。
「超歌劇『幕末Rock』黒船来航」
2016年9月3日(土)~9日(金)
東京都 EX THEATER ROPPONGI
原作:「幕末Rock」(マーベラス)
脚本・演出:吉谷光太郎
音楽制作:テレビ朝日ミュージック
キャスト
坂本龍馬:良知真次
高杉晋作:糸川耀士郎
桂小五郎:三津谷亮
土方歳三:輝馬
沖田総司:佐々木喜英
誠仮面:輝馬
お登勢:山岸拓生
勝海舟:岩崎大
井伊直弼:吉岡佑
徳川慶喜:Kimeru
マシュー・カルブレイス・ペリー・ジュニア:兼崎健太郎
アンサンブル:山沖勇輝、山田諒、佐藤優次、仲田祥司、池田謙信、吉田邑樹、新開理雄、狩野新之介
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(c)2014 Marvelous Inc./幕末Rock製作委員会 (c)2014 Marvelous Inc./超歌劇『幕末Rock』製作委員会
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