「さいたまトリエンナーレ」ユン・ハンソル、走行中の列車内で作品上演

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9月から12月にかけて開催される国際芸術祭「さいたまトリエンナーレ2016」にて、ユン・ハンソルが移動型演劇作品「サイタマ・フロンテージ」を発表する。

「サイタマ・フロンテージ」ビジュアル(photo:momoko japan)

「サイタマ・フロンテージ」ビジュアル(photo:momoko japan)

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2015年に京都・京都芸術センターで上演された 「国家」など、社会的な題材を取り扱った話題作を制作している韓国出身のユン。このたび上演される「サイタマ・フロンテージ」では、走行中の東武アーバンパークライン(東武野田線)の列車内で、公募により選ばれた出演者などのリサーチをもとに、都市のアイデンティティを探る物語を展開。公演は9月24・25日、10月8・9日に行われ、定員は各日150名となっている。

また本作の開催に向け、作品内に登場する現代風“大名行列”役のエキストラを募集中。参加希望者は、8月27日から29日の間に行われる衣装制作のワークショップに1回、9月17・18日に実施されるリハーサルに1回以上、9月22日のゲネプロ、または公演に2回以上参加することが条件となっている。募集人数は各公演ごとに100名で、対象年齢は小学生以上。応募は、8月24日まで受け付け。

そのほか「さいたまトリエンナーレ2016」では、チェルフィッチュ・岡田利規の新作映像作品や、イタリアのコンテンポラリーバレエダンサーとの共同制作などで注目を集めるピアニスト・向井山朋子によるインスタレーション作品が披露される。また中野成樹+フランケンズの長島確、FAIFAIの藤谷香子、居間 theaterの宮武亜季らがチームを組んで参加するほか、マレビトの会・松田正隆が空き家を利用した演劇空間の構成を行うなど、充実したプログラムが揃った。

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「さいたまトリエンナーレ2016」

2016年9月24日(土)~12月11日(日)
埼玉県 与野本町駅~大宮駅周辺、武蔵浦和駅~中浦和駅周辺、岩槻駅周辺

「サイタマ・フロンテージ」

2016年9月24日(土)・25日(日)、10月8日(土)・9日(日)
埼玉県 東武アーバンパークライン(東武野田線)車両内

演出:ユン・ハンソル

ワークショップ

2016年8月27日(土)~29日(月)
埼玉県 岩槻駅東口コミュニティセンター

リハーサル

2016年9月17日(土)・18日(日)
埼玉県 東武アーバンパークライン(東武野田線)車両内、駅周辺、ホーム

ゲネプロ

2016年9月22日(木・祝)
埼玉県 東武アーバンパークライン(東武野田線)車両内、駅周辺、ホーム

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Mariko M. @marikomori

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