9月23日から10月2日まで東京・天王洲 銀河劇場にて上演されるブロードウェイミュージカル「スウィート・チャリティ」の製作発表が、8月7日に都内某所にて開催された。
「スウィート・チャリティ」はボブ・フォッシーの演出・振付によりブロードウェイで1966年に初演され、1969年にはシャーリー・マクレーン主演で映画化もされた、お人好しで明るくパワフルな女の子・チャリティが主人公のラブコメディ。会見には出演者の
チャリティ役の知英は「ミュージカル出演は女優を始めた時からの夢。こんなに早く実現できるとは思わなかったのでとてもうれしいです」と喜びのコメント。「初めてミュージカルに挑戦するので不安ばかりでどうすればいいか分からない状態ですが、先輩方に教えていただき、がんばっていきたいと思います」と真摯に述べる。
岡は会計士・オスカー役を担当。「まさか真面目な会計士という役が回ってくるとは、こんな不真面目な恰好をした……。ちなみに今着ているのはコンビニ行く時の私服です(笑)」と、柄の入ったスーツで挨拶し、「今回知英さんは初舞台、初ミュージカルだそうなので、これで嫌いにならないように私たちがうまい具合にサポートしながら、楽しい舞台にしていきたいなと思っております」と頼もしいコメントを寄せた。
ベテランの映画俳優・ヴィットリオを演じる平方は「僕の役は世界的に有名で超絶人気がある映画スターなのですが、今日は岡さん(の私服)に負けているので本番までには、華やかさで負けないようにがんばっていかなきゃいけないなと思っております」とおどけ、「ぜひ成長のほどをお楽しみください」とアピールした。
「ずっと追いかけていたボブ・フォッシーの作品に関われることは幸せです」と語るのは演出・振付の上島。「知英さんを歌って踊らせることが今から楽しみでしょうがない」と主演の知英へ期待を寄せる。一方、音楽監督の玉麻は「普段舞台を観ない方にも観ていただきたいミュージカルにしようと思います」と、本作の構想を覗かせた。
ブロードウェイミュージカル「スウィート・チャリティ」
2016年9月23日(金)~10月2日(日)
東京都 天王洲 銀河劇場
原案:ボブ・フォッシー
脚本:ニール・サイモン
作曲:サイ・コールマン
作詞:ドロシー・フィールズ
上演台本・演出・振付:
音楽監督:玉麻尚一
キャスト
チャリティ・ホープ・ヴァレンタイン:
ヴィットリオ・ヴィダル:
ヘルマン:
ダディ・ブルーベック:黒須洋壬
ニッキー:
ヘレン:
オスカー・リンキスト:岡幸二郎
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